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■“奇跡の救出”も…母と弟亡くした長男
外武志さん(60)
「母には『寒くないし、もう苦しむことはないから、ゆっくり休んでね』っていうことと。横に弟がいるんで、忠司がいるんで『寂しくないからね』ということ。(弟の)忠司には『お母さんのことよろしくね』とずっと、亡くなった後、葬儀の後ずっとそう思っていました」
石川県金沢市に住む外さん。地震で、母・節子さん(89)と弟の忠司さん(58)を亡くしました。
外さん
「(亡くなった2人に)今、伝えるとすれば『もっと早く助け出せなくてごめんなさい』ということですね。心の奥底にはずっとそれがあるですけども。今それ考えると悲しくなるんで。できるだけ振り返るのは、もう少し時間が経って(気持ちの)整理ができてから。時々は思ったりしますけど、できるだけ考えないように、考えないようにしていますね」
2人が住んでいた輪島市にある実家は2階建て。1階部分は地震で潰れました。
節子さんは、生存率が下がるとされる地震発生から72時間が過ぎた直後の4日に潰れた1階から救助されました。
救助隊
「もう出ますね」
「足から出しますからね」
「担架入れるよ。担架用意して」
「お母さん頑張ったね」
弟の忠司さんは、母・節子さんに覆いかぶさるようにして亡くなっていたということです。
外さん
「弟が母親をかばっていて、それで母は大丈夫だったみたい」
救出された母の回復を願っていた武志さんですが、節子さんは救出から2日後の6日に亡くなりました。
死因は長時間圧迫されたことで引き起こされる「クラッシュ症候群」による多臓器不全でした。
武志さんは葬儀で2人を送り出すと、実家の片付けへ。そこで目にした、亡き母の思いがこもった物とは…。
■被災実家に“亡き母の思い”
能登半島地震で母と弟が犠牲になった外さん。亡くなった2人を葬儀で送り出した後、被災した実家の片付けへと向かいました。
外さん
「家帰って片付ける。次どこ片付けようかとか。そういう次やることやることをできるだけ、先に何をするか。この後、何するか考えるようにして。今は、そういう。あの時こうすればよかったなというのは、できるだけ考えないように今はしています」
家には、亡くなった家族との思い出の品があふれていました。
外さん
「(武志さんの)子どものちっちゃい時のサッカーやってた時の新聞の切り抜きを大事にとってた。それが食堂の棚から出てきました。よくこんなもんとってるなって。うちでさえこれ(切り抜き)とってないのに。よくお母さんこれとってたな。本当に子ども好きだったんですよね。大切にしてくれたんだと思いますね」
長年保存されていた切り抜きに母の愛情深さを感じる一方で、思い出の品々は2人が亡くなったという現実も突き付けます。
外さん
「そういえば、これも実は出てきたんですよ。割れずに、箱に入っていたんですけど。割れずに、1階の台所から出てきました。これはいつも、毎年、お正月とお盆かな、母が買って準備してくれている。多分、お正月に飲む予定だったのかな。封を切らずに、箱に入ったまま出てきたって感じです。お供えするのに、持って帰ってきた」
石川県では、地震による死者は232人。安否不明者は22人となっています。
(「グッド!モーニング」2024年1月22日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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