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「航空機ペット同席問題」芸能人も巻き込んだ大論争に発展→議論が深まるために必要なこと|ニフティニュース -芸能ニュース/炎上まとめ

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(炎上する日航機516便(C)日刊ゲンダイ/中西直樹)

 羽田空港に着陸したJALの旅客機が海上保安庁の航空機と衝突、炎上した事故を巡り、乗客乗員379人は全員脱出できたが、貨物室に預けられたペット2匹が救出されなかった件について、ペット好きの芸能人も巻き込んだ大論争となっている。

 発端は元フジテレビアナウンサーの笠井信輔(60)が事故後の4日、ペット同伴の搭乗を「条件を定めて、日本でも試験的に始めてみては、どうでしょうか?」とSNSに投稿したこと。

 これに対し、ペット好きで知られる女優の石田ゆり子(54)が、〈いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです。災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです〉とコメント欄で反応。すると、賛同の声と同時に反対意見も相次ぎ炎上した。

 これに対し石田は〈言葉が足りなかったことを反省いたしました。色々な感情と共に全てのご意見拝読しました〉として、SNS投稿の難しさも吐露。笠井アナも、多くの反論を受けたことについて〈航空会社を批判しているわけでも、今すぐルールを変えなさい、と主張しているわけでもありません〉として言葉足らずであったと説明した。

 さらに芸能人たちがこの問題について次々と反応している。元乃木坂46の堀未央奈(27)は〈どうか、動物たちも手荷物扱いではなくシートで一緒に移動できる動物同伴専門飛行機ができますように。この事件を機に、様々な航空会社の皆様、ご検討よろしくお願いします〉、愛猫家のメンタリストDaiGo(37)は〈そもそもペットを貨物室に預けなければいけない決まりにしている日本の航空会社が終わってる〉、また保護犬や保護猫の活動を続けるダレノガレ明美(33)は、〈今回の件でいろんな意見があるけど、何を言っても2匹の子達は帰ってこない〉などとつづった。

■「情緒的になるべきではない」


(笠井信輔(左)と石田ゆり子(C)日刊ゲンダイ)

「現代にゃん語の基礎知識2018」(自由国民社)などの著書があり、専門誌にも携わるライターの鈴木美紀氏はこう話す。

「単に“ペットが可哀想”とか“人間の命の方が優先”などと感情的な理由で騒ぐのは必要な議論が深まらないのでよくないと思います。現状としてはスターフライヤーの国内線ほか、静かに対応が進んでいるところですが、そもそも飛行機に乗せる必要が本当にあるのかということも含めて考えていかないといけません。

 新幹線などの陸路、船舶など海路は、飛行機に比べて同席が認められているケースが多いのです。しかし乗車時間は短くなるものの、何かあった時のリスクは、空路の方が、途中で降りられない分シビアです。そしてたとえ同席できたとしても、緊急時には手荷物を持たずに脱出することを求められるため、必ずしも助けられるシステムにはなっていません」

 客室へのペット同伴を巡っては、「スターフライヤー」が1月15日から、国内線全便で、国内初となる小型の犬や猫と客室に同伴できるサービスを始める。一方、国際線では、「エールフランス」、「エア・カナダ」「ルフトハンザ航空」「ユナイテッド航空」「大韓航空」など、条件を満たせばペットの同乗は可能な航空会社もあるという。

「マンションのエレベーターなどでも“ペット利用可”などと分けられていることも多くなっています。命の危険に関わるペットアレルギーを持つ方もいますから、そうしたリスクも十分に考慮して、情緒的にならずに、ペットと人間にとってなにが最善か、冷静に議論を深めていくべきだと思います」(鈴木氏)

 飼い主にとっては家族同然の存在であることは確か。だが、災害時の避難所でのペットの扱いなども含め、感情的になりがちなだけに、さらに議論を深めていく必要がありそうだ。

]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/entame/showbizd/12136-2734947/

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