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■大雨の“備え”急ぐ
自宅が、いつ崩れるか分からない状態でも、何とかしたいという想いの住民。
被災者:「一応、屋根はブルーシートを張ってもらったが、業者に聞いたら修理は1年半くらい先だろうと。雨漏りだけは防ぐ状態にはしてもらった」
自治体側も、できるだけシートを用意するようにしています。
役場の担当者:「4日は2時間くらいで、すべてなくなってしまった。(5日は)午前9時から配布してきた。350枚ほど用意できたが、残り50枚ほど」
被災者:「棟瓦がずれて。6日から雨や雪が降るもんで、急きょやらないと。晴れている間に」
■被災地を襲う“厳しい寒さ”
5日夜から、北陸地方では雨や雪のエリアが広がり、7日には、発達した雪雲、いわゆる『JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)』が、石川県の能登地方にかかる可能性があります。被害が大きい地域でも、雨や雪が降り、山沿いは大雪に警戒が必要です。
輪島市役所に避難している、60代の男性は、福岡から旅行に来ていました。
福岡から旅行中に被災した男性:「部屋によっては暖かい。ところが私たちは廊下なんです。廊下は階段からの吹き上げ、そこには暖房がないので、カイロをあちこちに皆さん貼って。手でもみながら、ポケットに入れながら。全然寝られない。私も3日間ほとんど寝てないです」
道の駅で、車中泊をしている60代の男性は…。
道の駅で車中泊している男性:「毛布を体に巻いて寝る。エンジンはガソリン節約のために、本当に寒くなった時だけ、少しだけかけて、暖かくして消す。(エンジンを)30分かけて1~2時間か寝ると、また寒くなる。そしたら、またエンジンかけて。そうしなかったら居られない。足伸ばして、ゆっくり布団に入って寝たいよね」
週末は、気温が大幅に下がる予想です。7日からの最高気温は、広い範囲で1ケタになる見込みで、より一層の防寒対策が必要です。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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