「いわれのない罪に問われて…」‟大炎上”木村拓哉(51)が並々ならぬ気合で挑む‟脱獄犯”という新境地「全力でいったります」
2024年1月6日(土)12時0分 文春オンライン
「性加害報道の影響で滞っていたドラマ計画が、ようやく再始動しました。これまで検事、ボディガード、警察などさまざまな役を演じてきた木村さんですが、今回はなんと追われる側で……」(テレビ朝日関係者)
2024年は木村拓哉(51)にとって正念場となりそうだ。
ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡り大炎上
木村といえば、昨年故ジャニー喜多川氏による性加害を巡りジャニーズ事務所が記者会見を行った際、自身のインスタグラムに自撮り写真とともにジャニー氏のモットーである《show must go on!》の言葉を投稿し、大炎上。仕事に多大な影響をもたらした。
「CMに起用されていた日本マクドナルドや日産自動車などの大手スポンサーが撤退。予定されていた新たなCM出演も立ち消えとなりました。
さらに、『教場』(フジテレビ系)のスペシャルドラマもクランクインの直前に撮影延期が決定。一部のスポンサーが難色を示したためだと見られており、いまだ撮影再開のめどは立っていないようです。
『教場』はイケメン路線からのシフトチェンジを図って成功した、木村さんにとって思い入れのある作品ですから、ショックは大きかったはずです」(スポーツ紙記者)
さらに受難は続く。小誌は昨年8月の時点で今年4月クールのテレビ朝日木曜9時枠の主演に内定したことを報じていたが、これにもストップがかかったのだ。
“皮肉すぎるキャスティング”が判明し…
「木村さんは2015年の『アイムホーム』から、ほぼ2年ごとにこの枠で主演しています。今度の脚本は『BG〜身辺警護人〜』の井上由美子氏が担当。続編が制作されるという見方もありましたが、木村さんから『新境地に挑戦したい』という要望があったことから、新作で行くことが決まっていた。その木村さんの役どころというのが、 “忖度なしに真実を追求する報道キャスター” というものだったのです」(前出・テレ朝関係者)
しかしジャニーズ問題を巡っては、テレビ局が事務所サイドに配慮や忖度してきた実態も明らかになっており、この設定はあまりに皮肉だ。
「一度はキャスティングを白紙に戻すことも考えられましたが、主演クラスを急遽確保することは難しく、主演の木村さんはそのままに、新たな企画として練り直されることになりました」(同前)
プロデューサーや脚本家による会議が重ねられ、ようやく決定した木村の役どころというのが、“脱獄犯”なのだという。
「いわれのない罪に問われて投獄された男が、自らの潔白を証明するために脱獄し、事件の真相を追うーーという物語です。冤罪を晴らそうとする男を木村さんが、二番手を刑事役の竹内涼真が務めます。木村さんは現在、人気ドラマ『グランメゾン東京』(TBS)の映画版の撮影中で、3月末からはフランスロケも控えています。そのため2月頭にクランクインして3月いっぱいで撮り終えるというギリギリのスケジュールが組まれています」(同前)
「今回の主演ドラマには、並々ならぬ気合」
昨年12月、マネジメント業務を新会社「STARTO ENTERTAINMENT」に引き継いだ旧ジャニーズ事務所。二宮和也を始め多くの所属タレントが去る中、STARTOに残ることを決めた木村は、長男的ポジションとして後輩たちを率いていく立場にある。
「新社長の福田淳氏と真っ先に面談し、後輩タレントにその印象を伝えて橋渡しの役目を果たしたのも、木村さんでした。木村さんにはいい作品に出続けて後輩たちに背中を見せたいという強い気持ちがある。それだけに今回の主演ドラマには、並々ならぬ気合で挑むはずです」(同前)
テレビ朝日と所属事務所に事実確認をしたところ、テレビ朝日は「今後の編成に関しては、お答えすることはありません」、事務所からは期日までに回答はなかった。
1月1日、木村は自身のYouTubeチャンネルを開設。記念すべき一本目の動画のタイトルには、「全力でいったります👊✨」の言葉が躍る。
全力の“スタート”ダッシュに期待したい。
(「週刊文春」編集部/週刊文春)
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]...以下引用元参照
引用元:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0106/bso_240106_4250421901.html