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■国際線利用者は前年比7割以上増加見込み
修理の依頼にやってきたのは、久しぶりに年末の旅行でタイに向かうカップル。
キャスター修理を依頼(40代)
「空港に着いたら、押しにくいなと思って…」
スーツケースを見ると、キャスターがボロボロです。
中村一登店長
「タイヤは劣化してしまうものを、また付けるのではなくて、台車用の頑丈なやつに交換する」
壊れた部品を外し、土台の汚れを取り除きます。新しいキャスターを手際よく取り付けて、作業は完了。掛かった時間は10分ほどで、料金は全部で1万円でした。
キャスター修理を依頼(40代)
「全然、違う。スムーズに」
年末年始、成田空港の出国者数は今週ピークを迎えます。成田国際空港会社によると、国際線の利用者は去年に比べ、7割以上増加する見通しです。
家族に会うためタイから帰国(30代)
「コロナで4年間帰れなかったので、家族に会って(タイに)戻るところ」
ロサンゼルスへ旅行(20代)
「今、話題の大谷翔平選手。スタジアム見学にドジャー・スタジアムとエンゼル・スタジアムを。『めちゃめちゃタイミングいいな』と2人で言っていて、パワーをもらえたら」
■出発直前!「すご腕修理人」10分で交換
「久しぶりの海外旅行」という人が多いなか、急なトラブルの駆け込み寺となっているのが、靴やかばんなどの修理店「リアット!」です。店長の中村さんは、この道10年。一人であらゆるものを直す「すご腕修理人」です。
一番多いのは、スーツケースのキャスター交換で、修理依頼の半数以上に上ります。重い荷物を小さなキャスターで支えるため、壊れるトラブルが起きやすいのです。実際、空港内のあちらこちらにキャスターの破片が落ちていました。
腰の辺りまである大きなスーツケースを持ってきた女性も、キャスターのトラブルです。
キャスター修理を依頼(20代)
「これから、アフリカのシエラレオネという所に(行く)」
医師である女性は、仕事のため3カ月間アフリカに滞在する予定だといいます。
キャスター修理を依頼(20代)
「家を出た時に、ガタンガタンみたいな感じで。これやばいと思いながら調べて、成田にあると思って来た」
中村店長
「ゴムがもうダメになっていますね」
出発時間が迫るなか、傷んだキャスターを外し、10分ほどで新しいものと交換しました。
キャスター修理を依頼(20代)
「すごい。ありがとうございます。12~13年前のスーツケースを掘り起こして使った」
出発ロビーに向かった先には、大きな荷物がもう一つあります。お菓子とカップラーメンです。合わせておよそ50キロの荷物を重たそうに運び、チェックインカウンターへと向かった女性は、無事に飛行機に間に合いました。およそ30時間後、現地に到着し、早速仕事を始めています。
■客室乗務員も駆け込み「バッチリ直った」
修理店にやってくるのは、旅行客だけではありません。スイスから帰ってきたばかりの客室乗務員がスーツケースを開けると、持ち手を収納する部分のネジが1本なくなっています。
中村店長
「これだと、15分から20分ぐらい」
持ち手部分の修理を依頼(50代)
「そんなのでいい?じゃあ、お願いします」
新しいネジを取り出し、削ってサイズを合わせます。ゆるみ止めの接着剤を塗った後、きつく締めれば作業は完了。料金は1650円です。その出来栄えに思わず…。
持ち手部分の修理を依頼(50代)
「同じに見える。すごいうれしい」「(Q.直った?)直りました、バッチリ。メーカーに出していたら、何カ月も掛かっていた」
■アメリカでスーツケースのカギが壊され…
さらに、こんな依頼もありました。旅行先である南米・ペルーから帰ってきた女性は、経由地アメリカでスーツケースのカギを壊されたといいます。一見、大きな傷はありませんが、ファスナーの引き手が2つ外されていました。
本来、引き手はカギにはめて、ロックするためにあります。スーツケースを開けるためには、ロックを解除し、引き手をカギから外すことが必要です。しかし、ファスナー側の金属を無理やり壊され、スーツケースを開けられてしまったのです。
中村店長
「(Q.こういうケースは多い?)南米と(オランダの)アムステルダムは多い。両方とも薬物がらみの懸念があるので、そういうのはあるかも」
変形した金具をペンチで戻し、作業は3分ほどで完了。料金は2200円でした。
中村店長
「今年(の年末)は、去年に比べれば相当人が(修理に)来そうなので、(空港で)ゆっくりしてから出発というスケジュールで来てもらうと、途中で壊れても直す時間がある」
(「グッド!モーニング」2023年12月27日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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