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疑惑の告発は「氷山の一角」問題の解明は…自民党“安倍派”幹部に任意聴取を要請【報道ステーション】(2023年12月21日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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自民党の“裏金”疑惑をめぐり、安倍派の事務総長だった松野前官房長官に加え、世耕前参院幹事長・高木国対委員長、こうした派閥幹部側に、東京地検特捜部が任意の事情聴取を要請したことが分かりました。また、萩生田政調会長についても近く、任意での聴取を検討しているものとみられます。

一報を受け、松野氏の後援会関係者は…。

松野氏の後援会関係者:「これはもう、とことん明らかにしないといけない。腹をくくって責任を取るのもよいし、聴取に応じて事実を明らかにするべき」

政権からの“安倍派一掃”はさらに進みます。萩生田政調会長の後任に選ばれたのは“無派閥”の渡海紀三朗元文科大臣です。

政調会長に内定/渡海元文科大臣:「(Q.(政調会長を)任せられたら受ける考えか)自民党がこういう時ですから、私で良ければと。国民の皆さんに非常に信頼が落ちていることに危機感を持っている」

危機感を持つのには理由があります。1989年、当選1回だった渡海氏。隣には、武村正義氏や鳩山由紀夫氏、石破茂氏の姿も…。渡海氏らはリクルート事件を受け、政治改革を訴えるグループ『ユートピア政治研究会』を結成。政治資金の透明化などを提言し、のちの法改正につなげました。

政調会長に内定/渡海元文科大臣:「何らかの組織体を立ち上げて、党内で議論を始めるのか。そういうことも必要なんじゃないか。その議論を党内でしっかり始めなきゃいけないんじゃないか」

対面したのは他にも。岸田総理が官邸に呼んだのは、党の青年局の議員たちです。

自民党“二階派”中曽根康隆衆院議員:「(総理から)今ほど国民の声を謙虚に聞かなきゃいけない時はないと。青年局の地方の皆さん、青年世代の意見をしっかり聞いてこいと。それを自分(総理)に報告しなさいと」

パーティー収入の不記載を告発した、神戸学院大学の上脇博之教授は…。

上脇教授:「私の告発は、氷山の一角だと考えていただいて構いません。企業がどれだけ20万円を超えたパーティー券を買っているのか分からない。真相解明は、まだまだ進めていかないといけない」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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