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漁師困惑「網あげたら1匹」秋田“冬の味覚”ハタハタ激減…売り物にならないメス増加(2023年12月14日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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秋田県の冬の味覚で知られる魚「ハタハタ」が記録的な不漁で地元漁師が頭を抱えています。

■今シーズンは…記録的不漁になる可能性高

 焼いて良し、生でも良し、鍋に入れても良し、と師走の食卓に欠かせない食材・ハタハタ。しかし今、ある異変が起きています。

 それが“漁獲量の激減”です。

 11日、秋田県の八森漁港。本格的なシーズンに入ったはずのハタハタ漁でしたが、この日水揚げされたのは80キロほど。物足りない漁獲量に、地元の漁師は困惑を隠せません。

 地元漁師:「網をあげたら1匹か2匹だからね。いつもなら、だんだん多くなるんだけどね。もう、そういう傾向ない。横並びでずっとの状態だから。あまり期待がもてないね」

 ここ5年間の11月下旬から12月末までのハタハタの漁獲量です。

 2019年にいったん回復しましたが、その後は、まとまった量の水揚げがない状況が続いています。

 秋田県水産振興センターの担当者:「今シーズンは記録的不漁になる可能性が高い。海水温の上昇などで稚魚が育たず、ハタハタ自体の数が激減している」

 一方、男鹿市の北浦漁港では、別の悩みを抱える漁師がいます。

 漁師 西方強さん:「腹が熟して、ブリコを出している(産卵終えた)メスも半分ぐらいいる」

 ブリコとは、ハタハタの卵のことです。産卵期の今、ブリコを持ったメスは高値で取引されますが、すでに産卵を終えていて、売り物にならないメスが多いといいます。

 秋田県水産振興センターの担当者:「大型魚と呼ばれる3歳以上のメスが例年と比べて圧倒的に多い。大型魚は成熟が早いため、産卵を早く終えている可能性がある」

 ハタハタの記録的な不漁。その影響は、都内にも及んでいました。

■都内の飲食店…異例の状況に早くも“諦めモード”

 秋田の冬の風物詩「ハタハタ」の漁獲量が激減しています。その影響は、都内にある秋田料理がメインの飲食店にも及んでいました。

 季節料理「能代」 佐藤春香店主:「今年は、もう全然だめですね。地元の魚屋さん、漁師さんが言うにはちょっと無理かもしれないと。あんまり望みは持たない方がいいって言われて」

 店では例年この時期、ハタハタの「塩焼き」や「煮つけ」などを提供してきました。しかし、今年は全く手に入らない異例の状況に、早くも諦めモードです。

 佐藤店主:「『ハタハタが入ってますか?』っていう問い合わせはあるんですけど、どうしようもないですね。北海道から若干ハタハタが豊洲には入っているんですけど、これも値段がものすごく高くて…」

 ハタハタの本格的シーズンの到来は、いつになるのでしょうか?多くの人が待ちわびています。

(「グッド!モーニング」2023年12月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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