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今年10月までに発生した強盗事件ですけれども、警視庁管内だけで202件にも上るということです。11月に入ってからも、各地で事件が相次いでいます。こうした金品を狙う犯罪が多発するなか、これからの時期、更に犯罪が増えていくと警鐘を鳴らしているのが、日本防犯学校副学長の桜井礼子さんです。その桜井さんに、年末年始どんな犯罪に気をつければいいのか、年代別に伺いました。まずは、ファミリー・単身世帯です。
高島彩キャスター)
私たちに当てはまりますね。
板倉朋希アナウンサー)
そうですね。空き巣に要注意だということです。帰省であったり、旅行で家を空ける機会が多くなるということで、空き巣に要注意。対策としては、通りに面した部屋だけでも灯りをつけて、留守がばれないようにするということが大事なんです。
高島彩キャスター)
いま電気代高くなってますから、気になるところですけど、それはやって出たほうがいいと。
板倉朋希アナウンサー)
そうですね。「通りに面した部屋だけでも」というところですね。続いて高齢者を見ますと…
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏)
私です。
板倉朋希アナウンサー)
やっぱり特殊詐欺であったり、強盗だということですね。年末年始は銀行の窓口が閉まっちゃいますよね。なので、自宅に現金を保管する人がどうしても増えてくるから要注意だということです。対策としては、怪しい電話はすぐに切る。もし変だなと思ったら、家族や知人、警察にすぐ連絡をすることが大事だということですね。そして留守電ですけれども、留守電にしておくと、在宅確認のために連絡してきた空き巣犯などが「留守だ」と勘違いして侵入してきて、危害を加えられる可能性もあるということで、留守電の使い方に注意してほしいということです。
高島彩キャスター)
これは難しいですね。先ほどの特殊詐欺の対策としては、常に留守番電話にしておいたほうがいいという意見もありますよね。
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏)
あるいは電話に出ない。出ないということは自動的に留守番で「ただいま留守にしております」になるわけで、普通うちなんかそうしてるんですけど、そうすると「留守だ」って言って来ちゃうわけですね。それは困りますよね。
板倉朋希アナウンサー)
家族でしっかり話し合ってというところが大事ですね。
高島彩キャスター)
そうですね。家族で「こういう時にはどうする」とか、例えば「暗号を決めておく」とか、留守番電話には「こう言おう」など、いろいろ決めておかないといけないですね。
板倉朋希アナウンサー)
ここまでは強盗や特殊詐欺の注意点をお伝えしましたけども、更に年末ならではのシチュエーションで増える犯罪があるんですが、お二人はなんだと思いますか?
高島彩キャスター)
お酒を飲んで酔っぱらって電車の中で寝てしまう…
ジャーナリスト 柳澤秀夫氏)
財布を抜き取られてしまうとかね。
板倉朋希アナウンサー)
近いです!置き引きですね。飲み会の席であったり、その後の電車の中で酔っぱらった状態で置き引きに遭いやすくなるということですね。対策としては、大人数での飲み会ですと、荷物をまとめて置かない。なぜかというと、たくさん置いてあると、一つ二つ盗られても気づきにくいといった点があるようです。あとは酔っぱらった際は、電車内では荷物を抱えて座るということが大事だということです。
高島彩キャスター)
何かと慌ただしいこの季節は注意力散漫になりがちですから、改めて防犯への意識を高めておく必要もありそうです。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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