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八王子“青春の味”100円ラーメン 12年ぶり復活 なじみの元客が思い継ぐ【詳細版】【もっと知りたい!】(2023年11月27日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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1杯100円でラーメンを提供することから「100ラン」の愛称で親しまれていたラーメン店が、かつて東京・八王子市に存在しました。地域の憩いの場となっていて、閉店時には多くの人が悲しんだといいます。それからおよそ10年、利用客の1人が「あのころを思い出してほしい」と店を復活させました。
 
■行列のできる「100円ラーメン」

 テレビ朝日 紀真耶アナウンサー:「開店1時間前なんですが、ずらっと列ができています。皆さん、懐かしの味を求めて列を作っていますね。あの辺りまで、人が並んでいます」
 
 店の看板には「100円ラーメン」と書かれています。東京・八王子で一体、何が起きたのでしょうか?

 26日にオープンした驚くべきラーメン店は、八王子の中心街にある複合施設「桑都テラス」の一角にあります。午前11時のオープンを前に集まったのは、50人以上。先頭の人は何時から並んだのでしょうか?

 先頭に並んでいた人(30代):「(午前)7時からです。100円ラーメン初めて食べるので、興味が沸いて。うちのおじいちゃんが(食べてた)」
 祖父(80代):「西八王子でよく食べてたんですよ。またできたから、ここで食べたいです」

■40年近く愛された「青春時代の味」
 
 実は、八王子には1970年代から40年近く愛された100円でラーメンを出す名物店がありました。2010年当時から、市民の憩いの場となっていました。

 八王子市民(40代):「覚えてます。階段上っていって、広い所でお客さんが結構いた。『100ラン』って言って有名だった」

 八王子市民(60代):「高校生なんかを連れて行って、おごるよっていうのに手頃だよね。『おーい、ラーメン食うか。おごるよ』って。2階(100円ラーメン)連れて行って、目一杯食っていいよって」

 八王子市民(30代):「中学、高校生くらいの時におやつ感覚で食べてました。青春時代の味ですよね」

■令和に復活した懐かしの味とは?

 12年ぶりに令和の時代に蘇った100円ラーメンの全貌は…?

 かつて出されていたしょうゆラーメンを、記憶をもとに再現した一品です。トッピングには八王子ラーメンの特徴である「刻みタマネギ」ではなく、当時の100円ラーメンと同じく「長ネギ」を使用しています。

 紀アナ:「100円なのにちゃんと具材が載ってますよ。チャーシューもあります。100円なのに!あっさりしたしょうゆ味なんですが、奥にはコクがあって、おいしいですね。昔ながらのラーメンの味です」
 
 紀アナの後ろで味の評価を気にしているのが、100円ラーメンのオーナーで、めだかやドットコムの青木崇浩社長です。
 
 青木社長:「どう?」
 紀アナ:「これ100円じゃなくても大丈夫ですよ」
 青木社長:「ありがとうございます」

 市内で障害者就労支援の事業会社を運営している青木さんが、懐かしの味を蘇らせました。
 
 青木社長:「夕方、友達と行くと、おじさん・おばさんたちに話し掛けられるわけですよ。仲良くなると、『ごちそうしてあげるよ』なんて言ってもらう。その時は本当にうれしかったですね。今は時代が変わって、無くなってしまったんだけど、それを僕の力でなんとか再現できないだろうかというところで、100円ラーメン開業を決めました」

■「100円ラーメン」復活!値段以上の味

 午前11時が近付くと、店の前にはオープンを今か今かと待ちわびる大勢の人が集まりました。そして、いよいよ100円ラーメン復活の時がやってきます。

 値段以上の味に、客の顔も自然とほころびます。
 
 先頭に並んでいた人(30代):「すごくおいしいです」「(Q.これで100円というのはどう?)ありえない。本当にありえない」
 祖父(80代):「懐かしいね。懐かしい感じがしますね」

 学生時代に通っていた人(60代):「やっぱり懐かしいし、麺はちぢれ麺で変わってない。思い出とかそういうのを考えると十分すぎるんじゃない?安すぎるかもしれないね」

■「ずっと100円」裏にはコストダウンも

 物価高騰や円安で原材料費が上がるなか、なぜ、わずか100円でラーメンが提供できるのでしょうか?

 青木社長:「うま味調味料を最大限に活用して、だしを取らずに。だけども、うま味豊かなラーメンを作っていく。そうすると、一つひとつのコストというものは下げられる」

 スープの工夫以外にも、チャーシューは1枚ではなく、4分の1のイチョウ型。麺は自家製で安く抑えるなど、細かいコストダウンの積み重ねで、100円ラーメンを実現させました。

 オープンだけの100円セールではなく、この先ずっと100円。平日は100食、休日は200食限定での販売を予定しています。また、店頭ではオリジナルグッズを販売しています。

 青木社長は「地域の人の話題作りの一環になれば」と話します。

 青木社長:「100円ラーメンも、当時みんなの生活に密着したお店だった。それを現代風に昇華させて、文化としては維持できるんじゃないかと」

■社長が掲げる「100円ラーメン道」とは?

 「懐かしの100円ラーメン復活」を当時、学生におごっていたという80代の男性に伝えると、「100円ラーメン!?やった。これはいいよ。今は本当にもうけはないかもしれないけど、優しい心を伝え合うという意味では、これいいと思うよ」と話していました。

 100円ラーメンだからこそ生まれる「地元の人同士のつながり」。これこそ、青木社長が求める「100円ラーメン道」です。
 
 青木社長:「縁であったり、人が出会う場所であったり、こういう八王子の文化というものを皆でつないで残していこうよという。皆で大切にするようなお店になってもらえれば」
  
 (「グッド!モーニング」2023年11月27日放送分より)
 
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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