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■ライブ終了後…腹部に刃物刺さった女性
横浜市のライブ会場「Kアリーナ横浜」。ライブイベントが終わって、来場客でごった返していた会場周辺は、騒然としました。
ライブの客:「パトカーや救急車のサイレンが鳴り始めて」
消防に「40代の女性が何者かに刺された」と通報があったのは、23日午後5時40分ごろ。警察と消防が駆け付けると、会場のすぐ近くで、刃物のようなものが腹部に刺さった状態で、女性が倒れていました。
刺された女性は重傷を負っていましたが、病院への搬送中、受け答えはできる状態だったといいます。
女性は、イベントに参加後…。
刺された女性(40代):「外に出たあたりで、刺されていることに気づいた」
通報からおよそ20分後に撮影された写真です。画面の右下、青いシートのような物で目隠しをしながら、被害者を運ぶ様子です。
ライブの客:「運んでいるところを見ました。ちょうど胴体のあたりが見えた。まさか事件だとは思わなくて、急病で倒れた方なのかと」
■犯人逃走中…犯行の目撃情報はなし
現場は、横浜駅からおよそ800メートルにある、Kアリーナ横浜。収容人数は2万人、2カ月前にオープンした、世界最大級の音楽専用アリーナです。
11月23日は、午後2時から午後5時まで、歌手で俳優の山下智久さんらが出演するライブが行われていました。
Kアリーナを巡っては、ライブ後の行列が問題に。駅まで徒歩10分の距離が2時間かかるトラブルなど、警備上の問題点を指摘する声も出ていました。
23日も、イベント後の場外は、大混雑していたといいます。
ライブの客:「(会場では)持ち物検査はなかった。ちょっと甘いなと」
捜査関係者によると、犯行の目撃情報はなく、刺した人物の性別、年齢も分かっておらず、現在も逃走中です。
■専門家「個人を狙ってはいないと思う」
専門家は、犯行に計画性は認めにくいと指摘します。
元埼玉県警刑事 佐々木成三氏:「被害者個人を狙ってはいないと思う。混雑している中では、周りに見られてしまうのではと、犯行を躊躇(ちゅうちょ)するはず。手荷物検査があれば防げたかは疑問。(凶器を)持ち込もうと思えば、身体に着ければ持ち込めた」
警備員が少なかったという声もある一方、佐々木さんは、公共の場所での安全管理には、限界があると話します。
佐々木氏:「金属探知機の導入・必要性が論じられるが、すべてがんじがらめに行うと利便性がなくなる。警備と利便性のバランスが壊れかけている」
(「グッド!モーニング」2023年11月24日放送分より)
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