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■去年の痴漢検挙件数2233件 半数近くが…
電車内の何気ない日常風景から始まる動画。1分31秒の映像をご覧ください。
このドラマを制作したのは、映画やドラマの現場で経験を積んだクリエイター集団「こねこフィルム」です。
こねこフィルム 三野和比古氏:「人が痴漢冤罪の現場ってこうだよねって、思い込んでいる偶像をとっているんですよ。なので、想像しやすくて、ああ怖いって」
リアルな演技と状況設定が、ネット上で話題となり、公開されてからわずか2カ月ほどで、視聴回数は690万回を超えています。去年の痴漢の検挙件数は2233件。そのうち半数近くが、電車の中で発生しました。
■男性専用車両「あっていい」 女性の声も
こうしたなか、痴漢の冤罪被害の不安や恐怖を抱えている人たちが、ある行動を起こしました。
18日、都電の三ノ輪橋駅に集まった男性たちが乗車したのは、三ノ輪橋駅から早稲田駅までの区間をおよそ40分間、貸し切り運行した“男性専用車両”です。
男性側からジェンダー平等を促す「国際男性デー」を前に、NPO法人の日本弱者男性センターが企画しました。こうした男性専用車両に対して、女性からは次のような声が聞かれました。
30代 女性:「あっていいと思う。女性だけあって、男性はないんだという声もそうだし。男性も作るべきだと思います」「(Q.痴漢冤罪は減らせると思う?)減らせると思う。触った触ってないは証明できない」
■「女性の権利を奪いたいわけではない」
この男性専用車両については、日本だけでなく中国のSNSでも「日本は先を行っている」「女性専用車があるなら男性専用車も」など、投稿が相次ぎました。
今回の企画に、イベントの主催者は次のように話します。
日本弱者男性センター 日本武尊氏:「まず一番悪いのは、痴漢を行っている方。僕らは別に女性の権利を奪いたいわけではなく、むしろ女性専用車両というのは大賛成でして。(男性が)自分の身を守りたいのであれば、男性専用車両に乗るという選択肢ができる点で、男性専用車両ができたというふうに僕たちは思っています」
(「グッド!モーニング」2023年11月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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