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新たな“ごちそうの味”覚え…来年もクマが人里に? 専門家が警鐘(2023年11月13日)

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チャンネル:ANNnewsCH

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今年のクマは消化に悪いという「生のお米」にまで手を出していますが、どうやら新しい味を次々と覚えているようです。それが「来年の脅威にもつながる」と専門家は指摘しています。一体、どういうことなのでしょうか。

■ツキノワグマの食生活は?

 クマの生態を研究する石川県立大学の大井徹特任教授によりますと、そもそもツキノワグマは雑食で何でも食べるそうです。消化器官は人間とほとんど同じで、人間が食べるものであれば、ツキノワグマも基本的に食べられると考えていいそうです。

 ただ、ツキノワグマは山の中で生活しているので、生活圏内で手に入るドングリが主食となっています。

 ところが、今年はツキノワグマの主食に大きな変化がありました。

■クマが“新たな味”を覚えた1年に

 今年はドングリが大凶作でした。そのため、クマとしては食べるものがないので人里に下りてきて、柿の実やトウモロコシ、米など今まで食べてこなかった新しいもの、農作物に手を出して、それが被害を受けているわけです。

 こうした農作物は人間の手によって品種改良されていて、栄養が豊富です。ですから、野生のクマにとっては“ごちそう”になります。

 学習能力が高いクマが“ごちそう”だと一度覚えてしまうと、それを食べようとして何度でも人里に姿を現す。つまり、今年は野生のクマにとって新しい“ごちそう”の味を覚えた1年になったと、大井特任教授は話します。

■専門家“来年以降もクマの恐怖が”…これからできることは

 大井特任教授は、こうなったことで来年以降にもクマの恐怖が積み残されることになると警鐘を鳴らします。

 クマは学習能力が高いため、来年の春に冬眠から目覚めても、今年覚えた“ごちそう”の味を覚えています。さらに食べている時に人間から攻撃を受けなかったクマは「人間はさほど怖くない」ということも学習しています。

 ですから、仮に来年はドングリが豊作だとしても、簡単に手に入る“ごちそう”つまり農作物を狙ってクマが人里に下りてくる可能性があるということです。

 冬眠時期まであと数週間となります。対策としては新たな味を覚えさせないことが大切です。生ごみなどクマが食べられそうなものを外に置かないといった対策をしていくことが、来年以降のクマ対策にもつながるということです。

(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年11月13日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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