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トラックのコンテナ部分などに広告を載せて走る宣伝車について、東京都は警視庁などと実態調査を行いました。今後、規制が強化・拡大される方針です。
■子ども「あれ何?」景観・交通環境悪化の声も
都内の繁華街を中心に走る、広告宣伝車。こうした車に対し、東京都は2011年から独自の規制を設けています。
広告の種類を問わず「運転者の注意力を散漫にさせない」「公衆に対し不安・不快の念を与えない」ことなどが基準となっていますが、東京都の担当者はこのように話します。
東京都 景観・プロジェクト担当 真島誉部長:「発光が激しいものがあって、交通安全上とか問題があるんじゃないかなと思っています」
実際は、明るく派手な車が何台も横行していて、景観や交通環境の悪化も指摘されています。
7日に新宿・歌舞伎町で行った調査では、すべて横浜や千葉県といった都外ナンバーの車でした。現在、これらは規制の対象外となっています。
2月に都が行った調査では、新宿と渋谷を走っていた74台すべてが「都外ナンバー」で、そのうち7割は風俗関係の広告でした。
子どもが小学5年生:「(子どもが)小さい時は『あれ何?』って聞かれたりはしましたけど、『いろんなお仕事があるよ』としか説明できない…」
■都外ナンバーも対象に? デザイン“事前審査”も
こうした実態を受け、都は来年5月から、都外ナンバーの車も規制の対象にする方針を示しています。
規制が拡大されれば、許可を申請する前に広告のデザインの審査を受けることが求められるようになります。
この「規制拡大」について、全国で広告宣伝車を走らせている業者はこう話します。
ルクス 塚本実代表:「(Q.今の都の基準は?)正直曖昧(あいまい)なんですよね。明確な基準がないというか。広告審査においてはもちろん、奇抜な色であったりというのはあるが、奇抜な色ってじゃあ(何?)という感じなので。しっかりと整備したもので、みんながそれを認識し合った、事業者もみんなが認識しあってやれればすごくいいなとは思います」
(「グッド!モーニング」2023年11月8日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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