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ペッパーランチで体調不良を訴えた人は10人に増えました。専門家は、家庭でもハンバーグに注意が必要だと指摘します。
■ペッパーランチ 体調不良10人に
ハンバーグの焼き加減。味はもちろん、食中毒対策の観点からも重要です。
10月、ペッパーランチを訪れた客5人が下痢や嘔吐(おうと)などの症状を訴えた問題。11月1日、新たに店を利用した5人が体調不良を訴えていることが分かり、合わせて10人になりました。感染源や感染経路は分かっていませんが、大分市の保健所によると、子ども3人から「Oー157」が検出されました。
ペッパーランチはハンバーグメニューの販売を休止しています。
■家庭でもハンバーグには要注意
実はこのハンバーグ。家庭でも特に「Oー157」に注意しなければならない料理だと専門家は指摘します。
消費者問題研究所 垣田達哉代表:「ハンバーグのようなミンチの状態になった場合は、中心部まで加熱しないと食中毒になる恐れがある」
「Oー157」が肉の表面に付着していると、ミンチにする段階で混ざってしまうといいます。
消費者問題研究所 垣田達哉代表:「Oー157は重篤になる可能性が非常に高い。時期的なものはない。一年中、危険性はある」
「Oー157」対策として重要なのが、やはり加熱。食品安全委員会はハンバーグの中心を75℃で1分、加熱する必要があるとしています。
ただ、ハンバーグの中身を見ても判別は困難。どのくらい火が通ったかは、肉汁の色で判定します。肉汁の赤みが完全に消えて透明になっていれば安心ということです。
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