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女性目線に立ってない・盗撮が心配・助かる…道の駅「段ボール」授乳室に賛否|ニフティニュース


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 松江市の道の駅に設置された強化段ボール製の授乳室を巡り、賛否の声が上がっている。子育て支援を目的としたもので「助かる」と受け止める声がある一方、「女性目線に立っていない」とする声が続出。何が問題なのか。現場を訪れた。(阪悠樹、佐藤祐理)

 問題の授乳室は、市が日本道路建設業協会(東京)から9月19日に寄贈され、道の駅秋鹿なぎさ公園(松江市岡本町)内に設置したものだ。大きさは幅が1メートル、奥行きと高さが2メートル。光を取り入れるために天井が空いており、入り口はカーテンが付いている。中には椅子があり、鍵はない。

 協会は、授乳室がない全国約150か所の道の駅を対象に、3年かけて同様の授乳室を順次寄贈することを決め、今回は全国で2番目の寄贈だった。だが同日に設備の概要が報じられた後、SNS上で「鍵も天井もない段ボール型の授乳室とか絶対使いたくない」などと一斉に批判が集中した。

 子育て中の女性からは賛否の声が上がる。

 「授乳室を使ったことのある人が考えたものではないと思う」と話すのは、同市玉湯町の女性(33)だ。「災害時ならまだしも、平常時となると他のきれいな授乳室と比べてしまう。あの閉塞(へいそく)感が耐えられないと思う」と続ける。

 生後2か月の赤ちゃんを育てる同市浜乃木の女性(32)は「やむを得ない場合は使うかもしれないが、それでも盗撮は心配。不安な気持ちで使うよりは、ちゃんとした授乳室がほしい」と述べた。

 市によると、今月5日までに23件の意見が寄せられた。内容は「自撮り棒で容易に盗撮できる」「素材が軽いためイタズラの不安がある」などだった。

 うち報道があった翌日の9月20日に届いた意見は6件で、市は21日に授乳室を人の往来がない場所へ移動させたほか、天井に半透明のパネルを設置し、床にマットを敷く措置を講じた。

 上定昭仁市長は同日の定例記者会見で「炎上」について問われ、「実物はしっかりとした作り付けで、授乳室として機能しないとは思わない」と説明。一方で「『不安で使えない』という状態では宝の持ち腐れだ」とし、「有効活用できるよう工夫したい」とした。

 1週間後の28日には、丸山知事が定例記者会見で騒動に言及。授乳室について「色々問題はある」としながらも、「タオルで隠しながら車の中で授乳するのとどちらがいいか。お金がない中で100点でなくともやれることはやるべきだ」と取り組みを“援護”した。

 安全面を不安視する声が上がっていることを受け、同様に協会から寄贈を受けた川本町は当面の間、常設を見送ることを決めた。町によると、授乳室は想定よりも大きくて配置が難しく、設置を予定していた女性用更衣室内に収まらなかったことも一因にある。

 町は「SNS上で防犯面の不備が指摘されているように、そのままでは利用者の安全を担保できない。他自治体の事例を参考にしながら、今後の運営を検討したい」としている。

 ただ、騒動がここまで大きくなった要因は「授乳室が段ボール製であることの是非」だけではない。

 国土交通省によると、道の駅の第1号は1993年に誕生し、その後、各地に整備された。4月1日現在の駅数は1204駅あり、うち授乳室を備えるのは4割強の503駅。協会が寄贈に乗り出したのも、こうした現状がある。

 島根大法文学部の飯野公央教授(地域政策)が指摘するのは、子育て世代への社会的な配慮が、道の駅設置から30年間で大きく変わったということだ。

 「90年代も少子化は議論されていたが、今ほど差し迫った課題ではなかった。今は子育て世代に限らず、障害者や高齢者らへの配慮がより強く求められる時代だ。行政は議論が沸騰している機会をチャンスとし、住民や利用者、寄贈者ら多くの人で考えながら工夫してほしい」と話している。

]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/domestic/society/12213-2619808/

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