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観光名所としても有名なイギリス最大の湖が突然、緑色に変色しました。周辺住民の飲み水にも影響が。何が起きているのでしょうか。
■イギリス最大の湖“緑”に変色
緑色に覆われていく静かな湖畔。風で漂い、拡散していきます。場所はヨーロッパ北アイルランドにあるイギリスで最も大きい湖「ネイ湖」。普段は美しい湖面が広がる観光名所でもあり、周辺地域の水源になっています。しかし、その姿は一変。緑色の正体は「藻」。
地元の住民:「イギリスで最大の湖が汚れてしまった」
■原因は暑さ?飲み水に不安も
水路にも藻が覆い始め、周辺住民は飲み水への不安も。
原因は異常な暑さとみられています。今年の夏、北アイルランドは高温状態が続き、湖の水温が上昇して藻が大量に発生したといいます。
■タイで藻“大量発生”一面が緑色
さらに、タイでも海が緑色に。これも暑さが原因とされ、海水温の上昇でプランクトンが大量発生したとみられています。海中も緑色の世界が広がり、魚は住めない環境に。
■「火事は381カ所」40℃超える暑さ
一方、南米では異常な熱波が襲っていて、干ばつに苦しんでいる国も。ヘビのようにうねる炎、立ち上る煙。南米ボリビアで大規模な森林火災が発生。懸命な消火作業が行われていますが、激しい火の勢いの前に、なすすべがありません。
東部にある国立公園「アマゾンへの玄関口」と呼ばれる広大な森林でも火災が起き、すでに数千ヘクタールが失われたといいます。
サンタクルス県 自然資源局長:「私たちが対応してきた山火事の件数は381カ所です」
40℃を超えるほどの異常な暑さと干ばつに悩まされているボリビア。人々は“恵みの雨”を求めて「雨ごい」の儀式をしたり、豊作を祈るお祭りを開いています。
街で行われているのは「闘牛」。牛の一突きで、高々と跳ね上げられる人、ではなくダミーの人形です。地元住民たちの言い伝えでは牛が闘牛士をやっつければ豊作が期待できるといいます。
元闘牛士:「1頭目の牛がうまくやれば、最初の種まきはうまくいく」
とはいえ、けが人を出すわけにもいかないため、人形が用意されるように。
こうした人々の祈りも空しく、猛威を振るう熱波。発生した森林火災は周辺の農地にも拡大。当局は対応に追われています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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