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薬が足りなくなるほど、せきが長引いている患者が増えているようです。
「いとう王子神谷内科外科クリニック」の伊藤博道院長は、その原因について「のどの奥に“さぼり癖”がついている」からだと指摘します。
一体、どういうことなのでしょうか。伊藤院長に詳しく聞きました。
■異例の残暑→急な寒暖差で…自律神経が乱れる
のどの奥には、吸い込んだ空気の通り道となる「気道」があります。
気道には粘膜・粘液があり、外からほこりやウイルスなどが入ってきた時に排除する役割を担っています。
伊藤院長は「今年は異例の残暑から急な寒暖差、カラカラ天気という気候の変化に体が追い付かず、自律神経が乱れてしまっている人がいる」と言います。
自律神経が乱れると粘膜や粘液の機能が低下します。そうすると、普段ならば防いでくれる異物も、粘膜がスルーしてしまうそうです。
これが、のどの奥の“さぼり癖”です。
しかし、体としては異物を外へ追い出さないといけないので、せきや鼻水で対応しようとします。
伊藤院長は、このことについて「少しの刺激でも強いせきが出てしまう『気道過敏』という状態」だと言います。
■「気道過敏」にならないために…規則正しい生活を
さらに伊藤院長は「せきが長引く悪循環が起きている」と指摘し、「せきを止めるには、せき止めの薬を飲んで安静にするのが一番」と言います。
しかし現在、せき止めの薬が不足していて入手が難しく、なかなか安静にすることもできません。そのため、せきが長引いてしまうのです。
伊藤院長は「そもそも『気道過敏』にならないために、規則正しい生活を送って、寒暖差やカラカラ空気に負けない体づくりをしましょう」と話していました。
(スーパーJチャンネル「newsのハテナ」2023年10月18日放送)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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