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首都圏で人気の格安スーパー「オーケー」が17日、東京・銀座にオープンしました。高級ブランド店が多い銀座になぜ出店したのか、初日の様子を取材しました。
■一等地でも「かつ重299円」 安さ「びっくり」
番組が訪れたのは、17日にオープンした格安スーパー「オーケー銀座店」です。
「Everyday Low Price」「毎日が特売」を掲げるオーケー。客が次々に商品を手に取ります。
かつ重は299円(税別)という驚きの価格。チキンも299円(税別)です。
銀座にもかかわらず、他の地域にあるオーケー店舗と変わらない、激安価格の商品がずらりと並びます。
近隣住民:「中央区に大きいスーパーがないので、ありがたい。オーケーさん初めて、総菜・弁当の安さにびっくり」
開店祝いの、中トロが入った10貫入りのすしも、1000円を切るとあって大人気。あっという間に売り場から消え、スタッフが補充に入ります。
すぐ近くで仕事をしているという女性。仕事の合間に、初めてオーケーを訪れたといいます。
近隣で働く人:「うち(台東区)の近くのスーパーより全然安いです」「(Q.ランチは結構な値段?)(ランチ代は)すごくするので、お弁当生活だった。ここならいろいろ総菜とか見られる。ランチで総菜買えるなと思って来た」
手にしていたのは、開店祝いの890円のすしでした。
近隣で働く人:「たぶん、1600円、1800円とか他のところだったらするので。この中トロから食べたい」
■オーケー社長 一等地でも“採算取れる”
店には、外国人観光客の姿もありました。
ハワイからの観光客:「ヘアオイルとスキンケア用品とアイマスクを買いました。他の店で同じ商品を買ったが」「200円くらいこっち(オーケー)のほうが安い」
オーストラリアからの観光客:「スーパーリーズナブル」
関東を中心に、およそ150店舗を展開しているオーケー。しかし、今回オープンしたのは銀座「マロニエゲート銀座2」の地下。高級ブランドがひしめく一等地です。
採算を取ることはできるのでしょうか?
オーケー 二宮涼太郎社長:「(Q.銀座はかなりの賃料?)他のオーケーよりはやはり、銀座ですからね。(それでも)周辺の人口(の増加)と競合のスーパーマーケットも非常に少ない。勝算がある」
実際、買い物に訪れていた客はこう話します。
客(70代):「銀座の店だと、一切れがこの倍くらいすると思う。お得だと思いますね。ここの銀座で、これだけ広くて、そういう(低価格な)店はない」
近隣住民(30代):「この辺で大きいスーパーはあまりない。あったとしても、すごく高いので。オーケーできたら、絶対行こうと思って」
■専門家“銀座の変化”指摘「戦略としては◎」
専門家も、銀座を取り巻く環境の変化を指摘します。
流通アナリスト 渡辺広明氏:「近隣の湾岸エリアだとか、中央区・港区にタワーマンションなどができて、住民が増えている。(銀座が)『日常の買い物をする場所』に変わっているのが、一番大きな理由。銀座は安いものを買うところがなかった。なので、圧倒的に顧客が来る。戦略としては◎ですね」
(「グッド!モーニング」2023年10月18日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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