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今シーズン一番の冷え込みとなった北海道。峠には雪が降り積もりました。一方、関東では気温も上がり、紅葉のなか登山を楽しむ姿も。ただし、この時期の登山は晴れていても油断禁物とプロが警鐘を鳴らしています。
■氷点下の峠は吹雪で“冬化粧”
吹雪の北海道。秋を通り越して一気に冬化粧です。札幌市と喜茂別町を結ぶ中山峠。17日午前8時ごろの気温はマイナス0.4℃。雪が積もりました。
札幌から来た人:「夏タイヤなので危ないから引き返す」
札幌市の最低気温は6.4℃。今シーズン一番の寒さとなりました。
■秋の紅葉シーズンに潜む“危険”
深まる秋。行楽客が増える登山シーズン。警戒が必要なのが山岳遭難です。警察庁の統計では今年の夏、遭難者がコロナ前の2019年よりも増えています。特に10月は夏休みがある8月に次いで遭難者が多い時期です。
標高1915メートル、栃木県の茶臼岳。山頂の近くまでロープウェーで上がることができます。最大111人が乗れる大型のゴンドラ。360度のダイナミックな紅葉。今だけの空中散歩を楽しめます。
山頂近くの登山道はこの時期、「風」も「気温」も一変します。標高が半分以下の那須高原と比べ気温は8℃も低く、激しい寒暖差が。
登山客(60代):「寒い。風が強い。天気が良いのでまだ…」
登山道を30分進むと紅葉の名所「牛ケ首」に到達。手元の風速計では16メートルを超えることも。台風並みの風が吹き荒れ、立っているのもやっとです。
登山客(70代):「風速18メートルだと台風でしょう。風がないかと思ったけど、上に来たら風がすごいからびっくり」
登山客:「皆、すごい格好しているでしょう。飛ばされちゃう」「帽子と、飛ばされないようにフードが2枚」「寒さ対策、私はこれ(マフラー)」「寒さ対策は頬かぶり」
登山客(50代):「(Q.気を付けることは?)最近亡くなった人もいるので…」
すぐ近くの朝日岳では今月、登山者4人が低体温症で亡くなる遭難事故が起きています。地元の山岳ガイドは、晴れている日でも命の危険があると警鐘を鳴らしています。
日光・那須山岳ガイド協会 松田良代表:「天候が一変すると一気に危険な山になる。風速が1メートル増えると体感温度が1℃下がる。例えば外気が10℃くらいなら、風速15メートルになると体感はマイナス(氷点下)になる。風の強い日は決して無理をしない」
低体温症を防ぐ対策の一つとして、軽量のテントを携帯し、いざという時に包まることで体温の維持に役立つといいます。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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