二軍で結果を出して一軍に上がっても結果を出せずに早々に登録抹消される、というサイクルが続いている。8月下旬以降は一軍に呼ばれることはなく。チームはCS進出を決めたが、今シーズンの一軍での成績に加えて7日の投球内容を鑑みると高橋の一軍登板は難しい。
それでも、高橋は実績があり、何かが変われば活躍する可能性を秘めている。かつてソフトバンクに在籍していたアンダースロー右腕の山中浩史氏はソフトバンク時代は成績が振るわなかったが、2014年のシーズン途中にトレードでヤクルトに移籍して以降は存在感を発揮。勝ち星にこそ恵まれなかったが、先発ローテーションの一角としてチームを支えた。
高橋は手足が長くて投球フォームがとても華麗である。そのフォームを一軍のマウンドで多く見たいと願っている野球ファンは多い。まだまだ27歳の高橋の今後の活躍を楽しみにしたい。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]