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「この“NG”という言葉がね、非常に…」“ジャニーズ茶番会見”NGリスト作成の責任者を独占直撃!「発案したのは誰か…それは」《チームリーダーは元大蔵エリート官僚》|ニフティニュース


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〈 「ビッグモーターの会見で拍手は起こるか?」被害を受けた元ジャニーズJr.が10月2日の記者会見に感じた“異常性”《ジャニー喜多川氏性加害問題》 〉から続く

 9月30日、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長や東山紀之社長、井ノ原快彦副社長が顔を揃える会議の場に、外部のスタッフらが同席していた。翌々日の10月2日に行われるジャニーズの会見の運営を委託された米系企業「FTIコンサルティング」のメンバーである。

 このメンバーのうち一人が出席者たちに配布した「NG記者」のリスト。これを見た井ノ原は戸惑いながら、「絶対当てないとダメですよ」と指摘したという。

 このリストの中には東京新聞記者でネットメディア「Arc Times」に所属する望月衣塑子氏や、ジャーナリストの鈴木エイト氏も含まれていた。実際に会見場に持ち込まれた写真入りのリストにある「NG記者」は6名。会見後にその存在が明らかとなり大炎上するリストである。

 今回小誌は、このリストを作成したチームの責任者の情報をキャッチした。

■「自信満々にこのリストについて説明」

 ジャニーズ関係者が語る。

「今回のジャニーズの会見運営を取りまとめているのは、FTIの野尻明裕氏です。会議の場で野尻氏は自信満々にこのリストについて説明したと聞いています」

 野尻氏とはどのような人物なのか。肩書はFTIの「ストラテジック・コミュニケーションズ」日本チームのシニア・マネージング・ディレクター。

■東大、ハーバード…「ピカピカの経歴の若手官僚が民間に下った」と話題に

 PR業界関係者が語る。

「自身が代表を務めていた別の米系PR会社ボックスグローバル・ジャパンから今年夏ごろに移籍しました。企業の危機管理などを手掛けるPRは狭い業界のため、トップの移籍とあって話題となりました」

 野尻氏の経歴は華々しい。1991年に東京大学法学部卒業後、旧大蔵省に入省。2年間の主計局総務課勤務を経て、1993年、ハーバード大学ロースクール留学。のちニューヨーク総領事館に勤務し、駐在中にニューヨーク州の弁護士資格を取得。2000年には理財局国債課課長補佐に就いた。
 
 野尻氏の知人が語る。

「課長補佐への昇格は同期でも1、2を争う早さだったと聞いています。03年に金融庁監督局保険課課長補佐のポストを最後に依願退職し、消費者金融業のニッシン(12年に経営破たん)に入社。その後財務部長を務めています。ピカピカの経歴の若手官僚が民間に下ったとして、当時、新聞でも報じられました」

 09年に米系PR会社フライシュマン・ヒラード・ジャパンに転職。翌年、同社からスピンアウトするかたちで設立したボックスグローバル・ジャパンの社長に就任した。

「野尻氏はロビイング(個人や団体が自らの主張について、政治的影響を及ぼすことを目的に行う私的な活動)に関心があった。ボックスは、当時の民主党も顧客でした。野尻氏は政治家との朝食会に出るのが大好きだとの評判です。その後、敵対的買収などM&Aにおいて、一方の企業に助言するPR案件も手掛けるようになった。役所出身なだけあって資料を揃えるのが得意な一方、感情論で迫られる芸能関係は不慣れだったのでは」(前出の業界関係者)

 別の業界関係者によれば、「野尻氏が移籍してから手掛けた最初の大きなPR案件は、自動車保険の問題でビッグモーターとともに糾弾された損保ジャパンで、今回のジャニーズは2件目だった」という。

 小誌は、野尻氏自身が問題の「NG記者」リストを作成したのかなどについて取材を申し込んだ。するとまず、書面で次のように回答があった。

■リスト作成の意図は「会見の円滑な運営準備のため」

――リスト作成の事実関係について。

「一部記者様に関する資料は限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成し、運営スタッフ間で共有したもので、ジャニーズ事務所様は作成や運営スタッフへの共有を含め一切関与しておりません」

――リストは野尻氏が作成したのか。

「(事実とは)異なります。ただし、野尻には当然、管理監督責任があると認識しております。大変申し訳ございません」 

――リストを作成した意図や理由は?

「限られた会場使用時間の中で会見の円滑な運営準備のために弊社が作成したものです」

 この書面では、誰がどのような経緯でリスト作成を発案したのかなどが明確ではなかった。そこで記者がさらなる説明を求めると、野尻氏本人が約20分間、電話取材に応じた。

――リストは野尻さんが作ったのではないとすると、どういう経緯で作成を?

「私自身が作ったかというと、私ではないということではありますけれども」

――それは物理的な資料の打ち込みが自分ではなかったという意味?

「勿論、打ち込みは私ではないですし、もう、なんていうか本当、現場での話なんで、そういう中でウチの社員が作ってたということですのでね……。ただそれも含めて私の管理監督責任でございますので」

■「リストの発案者は誰か?」という質問には…

――会見2日前のジャニーズ事務所との会議の場でFTI側がリストを提示した、それは間違いないですよね?

「その、写真付きのやつですか? 写真付きの物は出してないですね。この『NG』という言葉がね、非常に不適切であったという風に私どもでは責任者としても思っておりますが、NGというのは一切NGということではなくてですね、そこは、時間の中で円滑な運営をという中でですね、まあ、後半で当てるとか、そういったことを、指して申し上げているということでございます」

――会議の時点ですでに記者6名を名指しするリストだったのか?

「(会見の) 2日前の資料の時に何人いて、当日に何人いたか、そこまではちょっと私も記憶がございません」

――ではリストの発案者は誰か?

「発案したのは誰か……それは弊社の人間ということで、私ではないですけれども。弊社の、うん。ただそれも含めて私の責任ですので」

――それに野尻さんは賛同された。

「まあ、賛同というよりは、NGということでは、指名しないということではなくてその、円滑な運営のために、そういう順番を考えていくということについては、賛同してということになりますね」

■「私自身は判断する立場じゃない」

――リストの準備はいいシステムだと思ったか。

「まあ、いいかどうかというのは私自身は判断する立場じゃないと思ってますので。一回目の会見では、(質問を)一人一回というのはあったように記憶していますけれども、そういう制限があったりとか、時間で区切るとか、あるいはもう少し酷い話になると質問を打ち切ったりとか、いろんなやり方があると思いますので。何が絶対良くて、何が絶対ダメだということはなくて、それぞれの物理的な状況とかのなかで対応せざるを得ないのかなという風に思います。

 それで特に、10月2日というのは(企業の)内定式も各社あって、非常に会場探しも大変でしたので、そういった中で考えると、そういった時間的な制約というのがどうしても出てきたということはあって。私どもお手伝いする立場としては考えたということでございます」

――国際的にも注目されているジャニーズの事案で批判を浴びた。

「反省はあるので、謝罪文を出しておるところでございます。すいません、歯切れが悪くて」
 
 ジャニーズの次回会見が注目される。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 週刊文春Webオリジナル)

]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/item/neta/12113-2593121/

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