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SNSで話題の“美少女職人”、AI美女生成の信念を明かす「自分は悪いことをしていない」|ニフティニュース


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ChatGPTを筆頭に「生成AI」が大きな注目を集めている。文章、画像、動画、音声などさまざまなコンテンツを自動で生み出せるAIの進化は、あらゆるビジネスに大きな変革をもたらすと言えるだろう。
 こうしたなか、AIの技術を使えば、フォトリアル(写真のように写実的なこと)で現実世界に実在するかのような“AI美女”も作ることができる。StableDiffusion(2022年に公開された画像生成AIシステム)の学習モデル「ChilloutMix」は、美しいアジア人女性をAIで生成可能にした世界初のものとして知られ、“AI美女ムーブメント”の先駆けとなっている。

 ChilloutMixの製作者であり、AiHUB所属アーティスト/STUDIO MirAI CEOのTASUKUさん(X:@TASUKU2023)に、AIに興味を持ったきっかけやAI美女の現在地、課題点について話を聞いた。

◆正月休みのネットサーフィンで偶然知った「生成AI」

 テクノロジー業界とは全くの無縁だったTASUKUさん。

 今や、“美少女職人”とSNS上で言われるほどの知名度を獲得し、“AI美女の祖”としてAIアートの啓蒙活動を行っている。一体なぜ、AIに興味を持ったのだろうか。

「2023年のお正月にゲーミングPCでネットサーフィンしていたところ、たまたま『生成AIがブームなっている』という記事を見つけて。そこから色々と調べていくうちに、イラスト系のものはクオリティの高いものが作れそうだなと思ったんです。2週間ほどAIでイラストを作ってきたなかで、『リアルの女性も作れたら面白い』と思うようになって。そこからStableDiffusionを使ってAI美女の画像生成ができないかと試行錯誤するようになったんです」(TASUKUさん、以下同)

 しかし、当時は欧米系の美人女性を生成するモデルは存在していたが、アジア人のものはほとんどなかったという。

 どうすればアジア人のAI美女を生成できるのか——。

 TASUKUさんはさまざまなトライ&エラーを繰り返していったという。こうして誕生したのが「ChilloutMix」だった。

「オープンソースで、いろんな美女モデル同士を掛け合わせながら、創意工夫してきた当時の集大成がChilloutMixでした。いわゆるアジア人の美人女性として及第点の学習モデルとなる“秘伝のレシピ”を作ったことで、ボタンを3つほど押すだけでAI美女が作れてしまう。その頃はかなり画期的なもので、SNSで発信したところ、想像以上の反響がありました」

◆「自分は悪いことをしていない」というスタンスで批判と向き合った

 一方で、あまりにも高性能でリアルなAI美女モデルを生成可能なゆえ、それが悪用されるのを防ぐために商用利用は禁止していたそうだ。

「賛否両論が巻き起こるのは予想できたわけですが、一方的に非難されるのは怖かったこともあり、ChilloutMixを製作してしばらく経った頃に、一度サーバーから消滅させたんです。でもその後に、オランダのモデル共有サイトの管理者から『ChilloutMixを復活させてほしい』と問い合わせがあって。なので、現在は自分がChilloutMixの製作者であるものの管理者は別の人になるんですよ」

 非難的な意見については、一定リスクが絡むことを理解しつつ、「自分自身が悪いことをやっているつもりはない」という一貫したスタンスで向き合っていたそうだ。

「たとえば、殺傷事件が起きたとしても包丁を作っている人が悪いのではなく、包丁で刺した人が悪いのと同様に、AI美女を作ること自体は悪くないわけです。ただ、AI美女を作る際に学習させる画像の肖像権を侵害し、それを商用に利用したりお金を稼いだりするのはやってはいけないこと。そこを履き違えてはいけないわけです。このような思いを持ちながら、AIアーティストとして今でもAI美女の制作を行っています」

◆AI美女は新しい分野ゆえに正しい理解や使い方が大事

 他方、画像生成AIをめぐる「倫理観」や「イノベーションの阻害」、「法解釈」など、さまざまな課題において、依然として解消されていない部分がある。

 このような状況について、TASUKUさんは「AI美女は新しい分野なので、何か問われたときに明確な回答が出せないと炎上したり批判の槍玉に挙げられてしまう」と所感を述べる。

「法解釈においては、現行の著作権法第30条の4にある『AIの創作物による著作権侵害の判断』に、明確に示されています。他人の著作物であっても、情報解析のために機械学習を用いて画像を読み込ませることは問題ないとされており、OK/NGの境界線を把握した上で、AI美女の制作を行うことが大事になるでしょう」

◆AI美女が“ひとつのジャンル”として確立されていく未来

 また、AI美女は本物の美しい女性のような“写実性”が特徴だが、将来的にモデルやグラビアといった職種の衰退は考えられるのだろうか。

 この懸念については「新しい表現方法として、今後は積極的に自分の画像を学習させたAI美女が増える可能性も十分ありえる」とTASUKU氏は言う。

「ChilloutMixで綺麗な肌や東洋の顔という大枠を作るのに加え、『LoRA』という高品質な顔を集中的に作る特注モデルを組み合わせて、フォトリアルなAI美女を作っていく流れがトレンドになると予測しています。

 モデルやインフルエンサーからも『本当に自分そっくりでびっくりした』、『撮影現場に行かなくても、いろんな衣装が着れて嬉しい』といった評判をいただいていて、今後はAI美女が“ひとつのジャンル”として確立されていくと思っています」

 現実では実現できない「表現」や、AIだからこそできる「創造」が、さらなるクリエイティブの可能性を広げていく。AIが発展すれば、誰でもコンテンツが作れるようになるのは間違いない。だが、実はリアルの人間がAIの力を掛け算していくなかで、感性や表現方法の差が生まれ、それが“個性”となっていくわけである。AI美女がこれからどのように発展していくのか。その動向を追っていきたい。

<取材・文/古田島大介>

【古田島大介】

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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引用元:https://news.nifty.com//article/magazine/12193-2588402/

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