1日、台湾メディアのFTNN新聞網は、台湾の著名モデルのリン・チーリン（林志玲）が中国本土の国慶節に寄せた祝賀メッセージをめぐりネットユーザーから批判を浴びたと報じた。

写真を拡大

2023年10月1日、台湾メディアのFTNN新聞網は、台湾の著名モデルのリン・チーリン（林志玲）が中国本土の国慶節に寄せた祝賀メッセージをめぐりネットユーザーから批判を浴びたと報じた。

記事は、10月1日の中国本土の国慶節に際し、中台関係の発展を望む多くの台湾芸能人が祝賀メッセージを発表する中、台湾一の著名モデルと言われるリン・チーリンが同日午前0時19分にSNS上で祝賀メッセージを発表して「台湾芸能人の中で一番乗り」を果たしたと紹介。その内容について、中国中央テレビ（CCTV）が同日午前0時ちょうどにSNSで発信した「新中国成立74周年おめでとう、『我愛你、中国（中国を愛している）』の転送リレーをして祖国を祝おう」という書き込みを転載した上で、簡体字で「山河錦繍、盛世中華。新中国成立74年おめでとう」とつづったことを伝えている。

そして、リン・チーリンの「一番乗り祝賀メッセージ」に対して多くの台湾芸能人がリポストを行ったことを紹介する一方で、一般の台湾ネットユーザーからは「あなたは台湾人でいる資格がない」「とっとと台湾のパスポートを捨てて中華人民共和国のパスポートを取ればいい」「共産党にべったりだ」「あなたには本当に失望した」「ついに馬脚を露呈したな」「台湾の国慶節（10月10日）にどんなメッセージを出すか見ててやろうじゃないか」など批判的なコメントがリン・チーリンのインスタグラムやフェイスブックのアカウントに書き込まれたと伝えた。（翻訳・編集/川尻）