◆米大リーグ　エンゼルス４—１８レイズ＝第２試合＝（１９日・アナハイム＝エンゼル・スタジアム）

　エンゼルスが１９日（日本時間２０日）、本拠地・レイズとのダブルヘッダー第２試合で４—１８と今季ワースト失点で大敗。第１試合は１点差で逃げ切ったものの、その勢いもまったく感じさせず敗れた。

　大谷翔平投手（２９）は「２番・ＤＨ」で先発出場し、８回に右腕クリスウェルから１１打席ぶりの安打となる二塁打を中堅に飛ばした。

　大谷の打順に野手のエスコバルが９回のマウンドに上がったため大谷は試合から退いていた。

　ア・リーグ最多の１２勝している右腕エフリンには過去３打数無安打、この日も第１打席から、三邪飛、左飛、四球だったが、８回に投手がクリスウェルに代わって快打を飛ばし、前夜からの連続打席無安打も１０で止まった。大敗ムードの中、緊張感を忘れずにきっちり仕事をするところにも大谷のすごさが表れている。

　大谷は１８日の試合では自身２本目の４３号グランドスラムを放ったものの、その後３打席連続空振り三振。第１試合は４打席３打数無安打１四球。第１打席はフルカウントからスライダーにバットが空を切り、前夜から４打席連続空振り三振とミニスランプ状態だった。