【MLB】エンゼルス7−9マリナーズ（8月4日・日本時間5日／アナハイム）

　まだ諦めないプレーオフ進出、しかしこの連敗は痛すぎる。エンゼルスの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したこの試合。先発投手・デトマーズが初回4失点、計7失点と背信投球、今季9敗目を喫した。タフな左腕も正念場でゲームを作れないパフォーマンスにファンは落胆、SNSでも多数の反響が寄せられた。

【映像】130m特大被弾に球場沈黙の瞬間

　初回、マリナーズ先頭打者にセンター前ヒットを許すと続くロドリゲスには四球。主砲のスアレスは三塁併殺打に抑えて事なきを得るかと思いきや、4番・マーフィーに二塁内野安打で先制点を献上。そろそろ落ち着きたい2死走者一塁の場面では、ヘルナンデスにあわやスタンドインという二塁打を打たれてしまった。トドメは6番・フランスに3ランを被弾。開始早々4点を失う苦しい滑り出しとなった。

　2回には下位打線の8番・ムーアに飛距離130メートルの特大弾を浴び、さらに2番・ロドリゲスにも2ランを打たれ計7失点。エンゼルスは3回裏に4番・ムスタカスの同点3ラン、4回表に再び勝ち越された後の5回裏には6番・モニアックが復調の兆しをみせる同点2ランと執念の反攻を繰り返すも、序盤の失点が重くのしかかり7-9で4連敗。このカードの負け越しが決まった。デトマーズはこれで今季9敗目（2勝）。

　プレーオフ進出には欠かせないローテーション投手の一人であるデトマーズ。SNS上では「まさかデトマーズとカスティーヨで乱打戦になるとは」「どこか悪いのでは？」「デトマーズ勝ってほしいよ」とコンディションを案ずる声もあがっていた。

（ABEMA『SPORTSチャンネル』）