“ヒグマに餌付け”炎上ユーチューバー、騒動を謝罪 悪意ある拡散に苦言「そのような意図は全くない」
2023年7月27日(木)9時50分 スポーツニッポン
今年5月に北海道の山の中でヒグマにピザを食べさせたとして批判を集めていたユーチューバー・葉田ルコが、27日までにYouTubeチャンネルを更新。今回の騒動について、自身の見解を示した。
問題となったのは、「【絶体絶命】森の中でウーバー食べてたらまさかの緊急事態発生…」「【衝撃映像】撮影中にヒグマの親子が乱入し暴れていった一部始終をお見せします」と題する2本の動画。北海道を拠点に活動する葉田は、「森の中でウーバー質問コーナー」と題し、森の中でピザを食べながら視聴者からの質問に答える企画を実施した。葉田は、企画の意図について「家の中でやるのはみんなやってることなので、今回は動物たち鳥たちに囲まれて…」と説明していた。
その動画の中で、ヒグマの親子が現れてしまい、葉田とスタッフはピザなどを放置して避難。離れた場所から、熊たちがピザを食す様子を撮影していた。
だが後日、この撮影を行っていた付近で母ヒグマが駆除され、子熊3匹が逃げていることが明らかとなった。これにより、「ピザの味を覚えてしまったため住宅地に現れるようになったのではないか」「地域の人を危険にさらした」などと、批判的な声が寄せられていた。この騒動は、ABEMA「AbemaPrime(アベプラ)」でも取り上げられた。
これらの声を受け、葉田は26日に「今回の騒動について」と題する動画を投稿。「この件に関して動画を出すのが遅れてしまってすみませんでした」と冒頭で深々と頭を下げ、弁護士に相談していたことを報告。「今回の件で結果的にクマがピザを食べてしまって、それにより、ご迷惑、お騒がせをした近隣住民のみなさま、本当にすいませんでした」と再び頭を下げ、「今後はこのようなことがないよう対策、注意を払って動画を作っていきたいと思います」と呼びかけた。
続けて「一部、事実とは異なる内容が広まってしまっているので、そこに関して訂正させてください」と、今回の件で拡散されている情報の中に誤りがあると主張。まず、「食べ物で熊を誘因した」という点については「全くその意図はなく、森でウーバーイーツを食べながら視聴者の質問に答えるという企画中に起きた出来事です」といい「人気のウーバー企画に、僕ららしい要素を入れて他と差別するためだった」と説明した。
また、同地で前日に熊の目撃情報があったことについては「知らなかった」といい「普段からあの近辺で撮影することが多かった」ため、同地を選んだと主張。「事前に地主の許可を得て撮影してます」とも述べた。
さらに、「僕が熊を目撃したことを市に報告しなかった、市は報道で知ったという内容でABEMAで放送されたんですが、この放送より前に、市とは3回に渡り出没場所、日にち、時間を報告しています。また、市からABEMAの方に連絡をいただいています」と指摘。「また、これを拡散したインフルエンサーたちについて、“ピザで熊をおびき寄せつつ雑談するという企画中に熊が出現”といい、あたかも僕が故意にだめなことを撮影しているかのような悪意のあるタイトルでツイートしてますが、そのような意図は全くない」と釈明した。
自身を取り上げ、犯罪者のように仕立て上げている動画もあるといい、「うそを並べて僕を犯罪者扱いしたり、あたかも僕が悪いことをしたかのように印象操作をしたことが原因だと思っています」と、今回の炎上について分析。今回の自身の動画について「この内容に、うそは一つもありません。ただ、僕が関わって騒ぎにしてしまった以上、そしてあの動画を上げていることにより不快な思いをされる方がおられるなら、非公開にすべきと判断しました」とし、今後は誹謗(ひぼう)中傷、脅迫に関して「引き続き(弁護士に)相談します」と述べた。
]...以下引用元参照
引用元:https://news.biglobe.ne.jp/entertainment/0727/spn_230727_0011173670.html