やしろあずき （C）ORICON NewS inc.

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　漫画家のやしろあずき氏が6日、自身の公式サイトに「騒動に関するお詫びと活動再開について」とするコメント文を掲載し、「少しのお休みを頂いたのち、活動を再開させて頂きます」と伝えた。5月に不貞行為などがネット上で告発されて騒動となり、株式会社EGPを除名となっていた。

　新たな投稿で、やしろ氏は「先日よりお騒がせしている件に関しまして、ご迷惑、ご心配をおかけしております取引先やフォロワーの皆様に対して深くお詫びを申し上げます。一連の騒動で流れている情報に関しては刑事事件になっているものもあり、弁護士や警視庁との協議もあるため、ご報告が遅くなってしまい大変申し訳ありませんでした」と謝罪。その上で「事情を知る周囲の皆様、そして警視庁及び担当弁護士の協力の元、各方面と協議を進め、騒動の元となった動画の削除も確認できたため、少しのお休みを頂いたのち、活動を再開させて頂きます」とした。

　さらに「捜査の関係もありまだ話せないところもある」としながら、（1）告発動画と捏造について、（2）反社会勢力との繋がり、違法行為に関しても事実無根、（3）妻との関係について、（4）今後について、それぞれ記した。

　（1）に関しては「本件につきましては告発者を相手とした刑事事件になっていることもあり、詳細について僕の口からは話せないのですが、捏造された画像が出回っていることに対する被害届、及び不正アクセス、不法侵入等の犯罪行為の証拠も警視庁に提出済で、現在捜査が進んでいる最中です」とした。この件を漫画でも描くつもりだという。

　（2）は「当たり前の話ではありますが、反社会的勢力との繋がりなどは一切ありません。闇はないです」なとどした。

　（3）については、「私と妻の間で離婚が成立している事については事実です。このような形での発表となり申し訳ございませんでした。仕事の関係もあり、離婚の公表については僕の意向だけで出来るものでは無いため、タイミングについては少し様子を見てから、という判断になっていました。現在も共同で仕事をしており、仕事仲間として支えてもらっています」とした。

　そして（4）に触れ、「最後に、一部所属組織、企業から除名処分となった件ですが、この処分を巡り『やはり違法行為をしていたから除名になったんだ』という声や『捏造なのに除名するのは何故だ』という声が多かったのですが、今回の騒動が起こった際、刑事事件になった事で決着が着くまで長くなる事、それにより名前を出している企業や団体に迷惑をかけてしまう可能性があるため双方で協議し、納得した上での措置となっております」と説明。続けて「現在では僕の立場についてそれぞれご理解いただけたものと考えておりますが、今後については所属組織や企業との話し合いを進めており、進展があり次第発表させて頂く形になると思います」とした。

　そして「活動の再開につきましては、数日後から通常の漫画投稿を再開する予定です」と伝えたうえで、「僕からお話出来ることは以上になりますが、本件は僕の気の緩みや調子に乗りやすい性格のせいで起きてしまった事であるのも事実です」と自身を顧みて、周囲に感謝。「そしてこんな状態でも支えてくれた家族、関係各所への連絡やケアをしてくれた元妻にも感謝の気持ちしかありません」とつづるとともに、「反省すべき所を反省し、前を向いて今後も活動していきたいと思います。改めて、今回の件でご迷惑・ご心配をおかけして本当に申し訳ございませんでした」と結んだ。