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味スタ・婚活イベント、牛角・女性だけ半額…“男女の料金差” に「男性差別」と批判の声は本当に正しいのか…女性の料金が安い合理的な理由|ニフティニュース -芸能ニュース/炎上まとめ

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男女間の平等が叫ばれる中で昨今、「これは男性差別なのでは?」という意見がSNSで盛り上がることが多くなってきた。なかでも男女の“料金の差”をめぐって、企業にクレームが寄せられるケースが目立っている。

■女性だけ安いは“男性差別”になってしまうのか?

昨年大きな話題になったのが、焼き肉チェーン「牛角」の「食べ放題90品 牛角コース 女性限定で半額!!」というキャンペーンだ。女性だけ半額にするのは男性差別だとして批判の声があがっていた。

こうした意見を受けて牛角は「食べ放題での注文量が、女性は男性に比べて平均で肉4皿分少ないというデータなども考慮した」と説明し、女性だけを半額にした経済面での経緯を明かしたが、それでもなかなか騒動は収まることはなかった。

そして今年3月30日に味の素スタジアムにて、婚活イベントを開催すると発表されたところ、そこでの男女の料金の差がまた物議をかもしている。

同イベントは、25~40歳の独身男女を対象とし、定員はそれぞれ20名ずつとのことだが、参加費は男性が3000円なのに対して、女性は2000円だった。するとこのイベントを告知した「味の素スタジアム」の公式Xに対して批判的な声が寄せられることに。

〈婚活は両性揃わないと成り立たず、一律2500円にすべきではないか。女性負担を500円軽くする意味は何か? 理由を明確に説明するべきだが、それがなければ不適切だと思う〉

〈なぜ男が1000円高いんだよ? 舐めてるよね?〉

〈金額に男女差をつけるなら参加年齢差もつけるべき。男性は25~40歳、女性は20~30歳とか〉

〈味の素スタジアムともあろう大きな企業がこんな差別的イベントをやるとは〉

そこで、この値段設定について、運営元の味の素スタジアムに問い合わせをしたが、理由については答えられないとのことだった。

しかしこうした男女の婚活・恋活で料金差があることは、このイベントに限ったことではない。多くの街コンを見ても、男女で参加費に値段差があることは当たり前。男性4000円、女性1000円など、なかには倍以上の値段差があるものもあり、むしろ、味の素スタジアムのイベントは差が小さいほうである。

■恋愛イベントで“女性無料”が多い理由

また、マッチングアプリにいたっては、多くの大手アプリが男性は有料、女性は無料というシステムをとっている。

なぜ、「街コン」や「マッチングアプリ」などで、なぜ女性のほうが料金が安くなっているのか。

東京都立大大学院経営学研究科、准教授で『婚活との付き合いかた』の著者でもある高橋勅徳氏に話を聞いた。

「料金格差の理由は、恋愛・結婚市場における、男女間の機会格差が原因であると考えられます。過去の恋愛・結婚に関する調査では、男性より女性の方が出会いの機会・交際人数ともに多いことが指摘されています。

男性にとってマッチングアプリや街コンは『恋愛・結婚につながる出会いの機会を増やす』ツールになりますが、女性は日常生活でも比較的出会いが得られることが多いため、各種サービスを利用するメリットは低くなっているのです」(高橋勅徳氏、以下同)

つまり、料金差は“男性差別”意識から生まれたのではなく、あくまで企業が経営資源として男女をどう評価するのかの違いでしかないというのだ。例えば、一般的な街コンでは男性の料金のほうが高いが、超高収入男性との出会いを売りにする婚活パーティーなどでは、女性のにもそれなりの金額の参加費が求められるケースが存在する。

このように評価基準を変えた場合、収益源と集客源の評価は逆転し、希少性の高い(=日常生活では出会うのが難しい)ほうを集めるための料金設定がされている。

「とはいえ、基本的には『恋愛・結婚につながる出会いの機会が少ない』男性のほうが大多数です。だからこそ、多くの婚活支援サービスは無料・低価格を売りにして女性の参加者を増やし、男性側に課金を求めて収益源とするビジネスモデルが主流になっているのだと考えられます」

こうして考えると、味の素スタジアムの婚活イベントしかり、牛角の女性だけ半額のキャンペーンもしかり、値段の差にはそれぞれ合理的な理由があり、“男性差別”には当たらないように見える。

■男性差別を主張することで起こる問題点

それでも昨今は、男女の差が少しでも明らかになると、SNS上で注目を集め、炎上にまで至ってしまうケースがある。

高橋氏は「ひとつひとつのケースを鑑みる必要はありますが、男性差別を主張していくことは、“物理的・経済的困難”や“精神的な生きづらさ”を可視化し、問題解決への入口を作るためには必要不可欠であると思います」と話す。一方で、主張しすぎることで生まれてしまう問題点も指摘する。

「男性差別の根源を掘り下げていくと、恋愛・結婚市場における男女の構造的格差であったり、その格差を前提としたさまざまなビジネスや人間関係における待遇や資源(賃金)分配の歪みや偏りにたどり着くことは必然であるでしょう。

性差に基づく差別は、このような格差を解消しつつ、歪みや偏りを是正する必要があると思いますが、現段階では性差に依存しない社会制度のオルタナティブがほとんど存在しません。

この状況で男性差別の過度な主張は、男女間の分断を伴う社会的混乱を生み出す可能性が高いと思います。例えば、欧米で問題化しつつあるミグダウ(MGTOW:Men Going Their Own Way〈男は好きに生きていく〉の略)やインセル(Incel:Involuntary celibate〈自発的禁欲〉の略)を自称する人たちによる女性への加害はその兆候かもしれません。

もちろん、男性差別の過度な主張だけでなく、女性差別の過度な主張からも同じような問題が生じることは言うまでもありません」

ジェンダーについての投稿はSNSで盛り上がりやすいテーマでもあり、男女を分断するような話題はすぐに社会のトレンドになってしまう。ひとつの事象について話し合うことは必要だが、意見を発信する前には、その背景をしっかりと自分自身で調べることも重要といえるだろう。

取材・文/集英社オンライン編集部

]...以下引用元参照
引用元:https://news.nifty.com//article/item/neta/12378-3849065/

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