【ニュース】「最悪のシナリオ」地元衝撃 日産追浜工場での生産、2027年度末で終了 #shorts
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■エスピノーサ社長「色々なシナリオを検討」
追浜工場の従業員
「不安な部分はありましたけど、こうなっちゃったなというのはある。将来的な不安があるので、そこはどうにかしていただきたい」
従業員から聞こえてきた落胆の声。
日産自動車 イヴァン・エスピノーサ社長
「この決定は特に追浜工場で働く従業員にとっては極めて大きな痛みを伴う改革で、私としても会社としても苦渋の判断でした」
今後、追浜工場で生産していた分は福岡県にある子会社の工場に移管・統合するということです。
また、平塚市にある子会社、日産車体の湘南工場でも来年度に車両の生産を終了することを明らかにしました。
追浜工場で車両生産に携わっていた、およそ2400人の従業員はどうなるのでしょうか?
エスピノーサ社長
「代替案を考えて雇用を守ろうとしています。例えば、他の生産工場に異動するとか、あるいは、ほかの事業に異動するということを考えています」
赤字が膨らみ、工場閉鎖の噂が流れるなか、ついに現実に…。不安は街の人にも広がっています。
追浜で90年以上続く「フードショップフジタ」を経営している藤田雄二さん。日産の車を20台以上乗り継いできました。
藤田さん
「日産自動車から感謝状を頂いた。(生産終了は)最悪のシナリオがきてしまったのかなと。日産の方の雇用が無くなるということは、街自体を利用する客も減るということなので、何らかの影響が出てくると思う」
1961年に操業を開始した追浜工場。日産初の「乗用車専門工場」として、当時の主力だった「ブルーバード」などを生産してきました。
1980年代にはマイケル・ジャクソンさんが工場見学に訪れ、従業員と握手する場面も…。その姿を一目見ようと、多くの地元住民が集まりました。
2000年代には電気自動車「リーフ」やコンパクトカー「ノート」などを生産。しかし現在はノートシリーズのみの生産となっていました。追浜工場の今後について、エスピノーサ社長は次のように話しました。
「追浜工場の将来図は、色々なシナリオを検討していて、第三者が資産を買いたいのであれば検討の余地があります。現時点では、そういった計画は何も決まっていません」
(「グッド!モーニング」2025年7月16日放送分より)
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