台湾地震　台北周辺でも大きな被害　建物が倒壊し道路崩落も(2024年4月4日) -芸能ニュース/炎上まとめ

　（冨坂範明記者報告）
　台北市に隣接した新北市内の道路崩落の現場です。

　非常に蒸し暑いなか、複数の重機を使ってがれきの撤去作業が行われています。

　向こう側に見える家は、危ないということで壁を撤去してしまい、中の様子が丸見えになっている状態です。

　向こうに見える道路ですが、向こうの道路とこちら側にあった道路は本来ならばつながっているはずでした。その道路がすっぽりと崩落してしまっています。

　そして、道路に沿うように駐車場もあったのですが、駐車場に止めてあった車ごと崩落してしまったということで、3日も夜遅くまで現場では車の引き上げ作業が続けられていました。

　3日の夜のうちに車はすべて引き上げられたということです。

　また、新北市内の工場でも5階建ての建物が崩れるなど、非常に局地的に大きな被害が起きているのが特徴です。

　崩落現場の近所の人に話を聞いたところ、この辺りは40年ほど前に建てられた造成地で、地盤が緩かったのではないかと不安がっていました。

　まだ余震が続くなかで、近所の人の不安な日々は続きます。
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