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■「怖かった」走行車線に飛び出すタイヤ
高速道路を走る車のドライブレコーダーの映像です。画面前方左側を走るトラック。次の瞬間、突然火花が上り、黒い何かが走行車線に飛び出してきます。脱落したタイヤです。
撮影者
「怖かったですね。自分の車の安全を確保するのに精一杯」
タイヤが外れたトラックは左に傾き、車体がアスファルトの路面にこすれ、激しく火花が上がっています。
ドライバーは事故に気付いたのでしょうか。ハザードランプを点滅させ、減速していきます。
撮影者
「多分ブレーキかけてるんだろうけど、なかなか止まらないなと思って見てた」
■タイヤはバウンド…勢い良く後方へ
さらに、走行中、正面から突如現れたのはタイヤです。
同乗者
「タイヤころがっている。来る来る」
タイヤはバウンドして、勢い良く後方へと転がっていきました。
撮影者
「(タイヤの脱落は)見たことない、今まで。早く通り過ぎたいという感じ。こっちに向きなんか変えられちゃうと、大事故になる可能性もあった」
■死亡事故も…歩行者に追突した際の衝撃は?
2013年度は19件だった大型車のタイヤの脱落事故は年々増加し、10年後にはおよそ7倍の140件に。過去最多となりました。
実際に、人が巻き込まれる事故も起きています。
車道を勢い良く走っているのは、車ではなく2本のタイヤ。車よりも速いスピードで転がり2本のタイヤは、左右異なる方へ向かって行きます。そのうち1本はフェンスにぶつかり、もう1本は歩道を歩いていた男性(45)に直撃、重傷を負いました。
去年12月には青森県で走行中のトラックのタイヤが外れ、道路上で作業中だった男性(32)にぶつかり、死亡する事故が起きました。
国土交通省が公開している実験映像。時速60キロで走行するトラックのタイヤが、歩行者に追突した際の衝撃を検証しています。
ぶつかった瞬間、人形はえびぞりになり、後頭部を強く打ちつけました。頭蓋骨骨折などの大けがにつながることが分かりました。
一瞬で人の命を奪う、激しいタイヤの衝撃。カー用品店で、乗用車のタイヤを見せてもらいました。
タイヤは、1本およそ16キロ。これは4才の子どもと、ほぼ同じくらいの重さです。
A PITオ-トバックス東雲・自動車検査員 山崎和弘さん
「普通に走行していたタイヤが外れたとなると、それ(タイヤ)がぶつかった時の衝撃っていうのは、かなり大きいものになるかと思いますね」
■94%が左後輪脱落…日本の道路の特徴に要因
タイヤの脱落事故には、大きな特徴があります。
タイヤ脱落事故の実に94%が、左後輪の脱落です。専門家は、日本の道路の特徴に、その要因があると指摘します。
交通事故鑑定人 中島博史氏
「日本が左側通行であるということが、一番の原因です。左に曲がる時には後輪がねじられる場合が多いために、非常に大きな負荷がかかる」
カーブでは内側のタイヤに向きを変える力が働き、負担がかかります。左折時には、左後輪の曲がる角度が大きくなり、脱落しやすくなるといいます。
さらに、右折の際にも、左側のタイヤにダメージが…。
中島氏
「右折の場合には、左折よりもだいぶスピードが速くなります。左側の前後輪に遠心力で負担がかかりやすい。タイヤを固定しているボルトナットに負担がかかりやすいと。(日本の)道路の構造上仕方ないけれど、ある問題です」
ナットは、タイヤのホイールと車を固定する際に使うねじです。ナットが緩めば当然、タイヤの脱落につながります。
■タイヤ脱落事故を防止する商品も
さらにタイヤの脱落事故のおよそ56%が、冬に発生しています。
その理由は…。
中島氏
「冬タイヤに交換した時に、タイヤの取り付けが不適切であったために、締め付けているナットが取れてしまって、タイヤが外れてしまう」
ナットの上にかぶせることで緩みを防ぎ、タイヤの脱落事故を防止する商品「セフティホイール」も販売されています。
この商品は、去年3月の発売から9カ月でおよそ4万9000セットが売れました。
国交省はタイヤ交換後1カ月以内に事故が集中していることから、50キロ~100キロ走行後を目安にナットを締め直すよう呼び掛けています。
(「グッド!モーニング」2024年2月23日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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