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■地方創生へ 地元企業賛同
先週、愛媛県松山市にある愛媛県総合運動公園に大きな歓声が響き渡った。寒空のもと盛り上がるテニス大会の中心にいたのは杉村太蔵さんだ。
テニスで国体優勝経験を持つ杉村さん。およそ25年のブランクを乗り越え去年、今年と大会出場を果たした。杉村さんは以前、番組である野望を語っていた。
杉村さん(2023年7月5日放送)
「タイゾーテニスカップを作ります!」
新たなテニス大会を作りたい。この発言からおよそ1年5カ月…。
杉村さん(先月30日)
「いや、もうね(大会を開催するのが)夢でしてね。今回、松山で、このテニストーナメントをできるということはスポーツツーリズムの可能性、地方創生の可能性という意味で非常に期待できるものがあるのではないかと思っております」
大会の舞台となる愛媛県は知る人ぞ知るテニス王国。多くの国際大会を開催し、地方都市でありながら大都市にも負けない設備が整っている。
杉村さんが目指すスポーツツーリズムとはスポーツと観光の融合だ。愛媛県には道後温泉や松山城など観光資源があり、そこも大きな魅力だという。新たなテニス大会に協賛した地元企業は…。
大会の特別協賛マルトモ 土居幹治さん
「感動するものであれば何でもチャレンジできるという社風でございますので、太蔵さんの熱い情熱、これに乗っかりまして、一緒に生涯スポーツと地域創生をやろうということになりました」
大会の協賛 伊予銀行 檜垣知宏さん
「地方銀行は基本的に地元地域と運命共同体みたいなところがございます。地域活性化みたいなことは根源的な課題、目標と捉えています」
大会の協賛 伊予鉄グループ 松本圭介さん
「今後、大会が大きくなったとして、県外から来ていただいた場合に電車・バスをご利用いただける人が増えるのではと」
■優勝目指し、自身も競技へ
こうした多くの地元企業などの協賛により開催されたマルトモ杯タイゾー毎日テニスオープン。
大会の出場者にも工夫が凝らされている。コートに目を向けると参加選手はみんな男女のペアになっている。タイゾーオープンは、現在では数少ない男女混合=ミックスダブルス専門の大会なのだ。
それだけではない。参加ペアの年齢にも特徴がある。合計年齢が80歳以上でなければならない全世代の部というクラスを作ったのだ。
杉村さん
「テニスの一つの特徴は老若男女が本当に楽しめるスポーツなんです。年1回、松山に来ていろいろな世代の方々とテニスの仲間を通じて生涯スポーツを普及していきたい」
杉村さんは今回プレーヤーとして試合にも出場した。ペアを組むのは、ウィンブルドンなどの4大大会の出場経験がある元プロ選手の長野宏美コーチ(53)だ。
16組が4つのグループに分かれ、総当たり戦を行い、1位のペアが準決勝に進出する。
杉村・長野ペアは安定感のあるコンビネーションを見せた。1試合目と2試合目はなんと相手に1ゲームしか取らせない圧勝。迎えた3試合目。この試合も勝利し、見事3連勝。準決勝へと駒を進めた。
3試合目で対戦した高田昌幸・恵子夫妻は大阪からの参加で年齢の合計は118歳。ペアを組んでおよそ30年だという。
高田夫妻
「本当に楽しいテニスをさせていただきました。お忙しいなかで本当によく動いていらっしゃいますし、記念になりました」
翌日行われた準決勝。対するのは菅・平山ペア。菅亮輔選手は偶然にも杉村さんの大学時代の先輩だ。
試合は杉村さんのサービスゲームからスタート。序盤、なかなか調子が上がらなかった杉村・長野ペアだったが中盤から巻き返す展開になった。試合は1ポイントを争う大接戦に。しかし、惜しくも準決勝敗退となった。
閉会式。選手たちの健闘をたたえたのは松山東高校の吹奏楽部。地元の人と選手との交流がこうしたスポーツイベントでは重要だとの思いから招かれたという。
杉村さん
「また来年も松山で会いましょう。どうもありがとう」
■テニス大会の手本は「ホノルルマラソン」
今回、杉村さんは地方創生をスポーツツーリズムでという思いで大会を発案したそうだが、その代表的成功例がホノルルマラソンだという。
そもそもホノルルマラソンは1973年に第1回が開催され、その時の参加者数はわずか162人だったのが、今では毎年およそ3万人が参加する世界的にもメジャーな大きな大会に成長した。
このホノルルマラソンの特徴が年齢制限がないということ。フルマラソンだけは7歳以上という決まりがあるが、誰でも参加しやすい大会だという。さらに、ゴールするまでの時間制限もないため完走率も90%を超えるそうだ。
そしてホノルルマラソンは毎年12月の第2日曜日に開催されるが、この12月開催という点もポイントで閑散期のハワイに観光客を呼び込むという狙いもあるそうだ。
また、大会終了後にはフィニッシャーマンデーという交流イベントもあり、完走した人たちが大会翌日に完走した人たちだけがもらえるTシャツを着て集まり、互いをたたえ合うという会。参加者同士の絆も深まるそうだ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月25日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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