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大量の移民摘発に端を発した抗議デモは6日目に突入しました。
小松靖記者
「閃光弾、それから破裂音のようなものも聞こえています。一気にデモ隊が離れていきます」
連日繰り返される警官隊との衝突。この緊張がこれから数日でさらに高まることが懸念されています。
トランプ大統領が派遣を決めた州兵4000人のうち、現場の任務についているのは、収容施設の警護をしている部隊などごく一部。残りは30キロほど離れた米軍基地で訓練の真っ最中です。どんな訓練かというと“守り”を目的にしたものでした。
今回、州兵の任務は「連邦資産と人員の保護」に限定されています。しかし、指揮官はこんな可能性にも言及しています。
アメリカ北方軍副司令官 シャーマン少将
「連邦職員と建物の保護を目的に“一時的な拘束”が認められている。逮捕はしない。法執行機関が来るまでの対応だ」
招集された州兵のほとんどがカリフォルニア州出身とみられます。それが市民に対して力を行使するようなことになれば、住民たちの猛反発に遭うことも大いにあり得ます。
加えて、別の基地で訓練していた海兵隊700人は、48時間以内に防衛任務につくことが発表されました。一部の暴徒の行動や当局の対応次第で、想定を上回る混乱に発展する可能性はゼロでありません。
さらに憂慮すべきは、すでにロサンゼルスだけの問題ではなくなってきていることです。ロサンゼルスに呼応するデモが全米に広がりを見せるなか、当局と激しく衝突するケースも増えてきました。
こうした動きの根底にあるのは、強権政治を進めるトランプ政権への反発です。
そんななか、14日に予定されている、トランプ大統領肝入りの軍事パレード。名目上は陸軍創設250周年記念となっていますが、この日はトランプ氏の誕生日でもあります。
全米1500カ所以上で抗議が呼び掛けられているのですが…。
トランプ大統領
「すごいことになる。気分転換に国を祝うのだ。抗議者が出てこようものなら“強大な力”に直面するだろう」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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