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■大気汚染は一時「最悪レベル」に
アメリカ・カリフォルニア州で発生した大規模な山火事。懸命な消火活動が続く一方、13日にはロサンゼルスの隣、ベンチュラ郡で新たに火の手が上がった。
火災が発生しているのは現在5カ所。現地は今も火災のリスクを抱えたままだ。
ロサンゼルス カレン・バス市長
「国立気象局によると、ハリケーン級の強風が予測されるため、我々は緊急態勢を整えています」
カリフォルニア州の南部では風が強まり、火災の危険性が特に高くなると国立気象局が発表した。
今なお広がり続ける大規模火災。深刻化しているのがその二次被害だ。山火事で発生した大量の煙が原因となり、多くの地域で大気汚染警報が出された。
住民
「目がヒリヒリして、のどの痛みやせきもありました。友人は鼻血が出たそうです。マスク着用のまま寝ます」
「空気中のスモッグや有害物質が多いので、家が無事でも数カ月は戻ってこられないでしょう」
世界の大気汚染を調査する企業によると、カリフォルニア州南部の大気汚染レベルは一時、6段階のうち最悪の「レベル6」に達したという。
ロサンゼルス警察
「呼吸器官に疾患のある方には健全な空気ではないので、被害が出た地域への不要な立ち入りは控えてください」
医師
「山火事の煙には非常に細かい粒子のPM2.5が含まれています。これを吸い込むと肺や気道に大きなダメージを与える可能性があり、血液に入り込むと呼吸器系以外にも影響を及ぼすこともあります」
■火災発生の瞬間、カメラが捉える
これまでに少なくとも25人が死亡、今もおよそ8万8000人に避難指示が出されるなど甚大な被害となっている山火事。前代未聞の大規模火災の発端は何だったのか。
大きな被害を受けたイートン地区では、住民が火災の始まりを目撃していた。
遠くの山の上で燃え上がる炎。よく見ると、送電塔の下から燃え広がっている。
撮影者
「当時は停電していて、火災に気付いたのは車で帰宅中の妻でした。妻の話では丘に光が見えて、家に近付くと、送電塔の脚部周辺が“燃えていた”と」
瞬く間に炎は燃え広がり、20分ほどで空を赤く染めるほどに。
撮影者
「Bye」
撮影者は自宅に別れを告げ、その場を離れた。この映像が撮影されたのはカリフォルニア州アルタデナ。
地元紙ロサンゼルス・タイムズも、当局がこの山の送電塔を調査していると報じている。
地元住民は送電塔からの出火が原因で自宅が燃えたとして、損害賠償を求め電力会社を提訴したが、電力会社側は「調査の結果、送電塔に異常はなかった」としている。
■突然ヒーロー登場 子どもたちは笑顔
最も被害の大きい高級住宅街「パリセーズ地区」。この地区の山火事の原因として指摘されているのが、大みそかに起きた火災。
AP通信 ジェイソン・ディアレン氏
「誰かが点火した花火が原因で、住宅のある渓谷で小規模火災になりました。多くの住民が7日に撮影した映像には、1日に起きた火災の近辺が映されています」
花火の不始末から発生したという火災は、4時間ほどで消し止められたが、その現場とパリセーズ地区で火災が起きた場所が近いことから残り火があったのではないかとの見方がされている。
アルタデナ地区のドネーションセンターは水、食糧などがたくさん集まり、炊き出しには多くの被災者の姿が見られた。
被災者
「自宅の様子は分かりません。家に戻れたとしても何が残っているのか、そもそも何が残っているのかも分かりません」
多くの被災者が支援物資を求め詰めかけるなか、こんな人も…。
支援に来た人
「NYの友人が3000ドル分のおもちゃを寄付してくれたので」
この男性が扮装したのは、マーベル作品の人気キャラクター。
支援に来た人
「この姿でおもちゃを配り写真を撮れば、子どもたちはきょう一日だけでも楽しめるでしょう」
突然のヒーローの登場に子どもたちも笑顔に。
■経済的損失は23兆4700億円か
山火事による影響は、思わぬところにも出ている。
水道局の職員が配っていたのは水の入ったペットボトル。住民たちが次々と訪れ、車に大量のペットボトルを載せていく。
地元メディアによると、山火事により水道の施設などが被害を受け異物が混入。当局は水道水を口にしないよう呼び掛けている。
住民
「水道水が汚染されていて、飲んではならないという発表があったのでこうするしかありません。入浴も危険なようですが、そこはそれほど心配していません。飲むのが一番危険なようです」
「ペットボトルの水を使い続けなければならないとしたら、一番の問題は洗い物です。今も食洗器が使えないので、使った皿を積み上げています」
山火事による経済的損失は、最大およそ1500億ドル=日本円で23兆4700億円に上るとみられている。
被災者への支援についてアメリカ政府はこのように発表している。
バイデン大統領
「連邦政府は今後、180日間の消防士の残業代・がれきの撤去、一時的な避難所などの費用を100%負担するつもりですが、ロサンゼルスを元に戻すには数百億ドルの費用がかかるでしょう。火災の影響を受けた人々には、水や粉ミルク・処方箋などをすぐに入手できるよう770ドルの一時金を支給します」
また、日本政府は日本円でおよそ3億1500万円の支援を行うことを15日に発表した。
林芳正官房長官
「米国赤十字社を通じて、200万ドルの支援を行うことを決定いたしました」
(「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年1月16日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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