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まとめアンテナサイトと提携してます。『高額療養費』一部修正表明も…“引き上げ”譲らない理由は?患者団体は呆れと憤り【報道ステーション】(2025年2月28日) 炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
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■来年以降の“引き上げ”は再検討
立憲民主党 野田佳彦代表
「これかなりの患者負担の急上昇なんです。高額療養費の自己負担上限の引き上げについては1年間延期し、その間、患者団体とも丁寧な対話を積み重ねながら、制度の持続可能性を図るべきではないか」
負担の引き上げに“待った”をかけたい立憲に、石破総理大臣が修正案を表明しました。
石破茂総理大臣
「令和7(2025)年度の定率改定を行う。また高齢者の外来特例の見直しは、予定通り令和8(2026)年度に実施することとしたうえで、いったん立ち止まり、令和8(2026)年度以降に実施する所得区分の細分化につきましては、本年秋までに政府として患者団体を含む関係者のご意見を十分に承ったうえで、改めて方針を検討し決定する」
政府が示した新たな案は、今年8月の患者負担の上限の引き上げは実施。来年・再来年に予定していた引き上げはいったん立ち止まり、秋までに改めて方針を決め直すというものです。合わせて、引き上げにより今後、高額な医療を必要とする人が出ても、長期療養の自己負担を抑える『多数回該当』から外れないようにする考えも示しました。
具体例で見てみます。70歳未満で年収650万円の人の場合。今の負担の上限、月8万100円は、今年の8月には月8万8200円に引き上げられます。また、上限が月10万円を超える予定だった来年と再来年の改定は、今年の秋までの検討事項となります。
■“引き上げ”譲らない理由は
制度の見直しにより、政府は当初、200億円ほどの社会保障費の削減を見込んでいました。しかし、修正を加えたことで、その効果は100億円ほどに半減します。
立憲は、この秋までに答えを出すなら今立ち止まるべきだと訴えますが、予算案の練り直しが必要になるこの主張に、総理は8月の引き上げを譲りません。新年度は1カ月後に迫っています。
与党幹部
「予算案はこれ以上修正しない。総理としても予算案に影響を与えたくない思いがあったんじゃないか」
立憲民主党 野田佳彦代表
「英断なのか優柔不断なのか問われますよこれは。がんであるとか難病に患うこと、人生にとって最大のリスクですよ。その最大のリスクの時に急激に負担が増え過ぎて、お金のない病人は死を選択せざるを得ないようなことをやっちゃいけないんですよ」
石破茂総理大臣
「今まで患者団体の方々と話し合いが十分でなかったという点は反省をもって率直に受け止めたいと思っております。(8月の引き上げは)10年間の経済物価動向の変化を踏まえたもので、これはやらせていただきたいと思っております」
■患者団体は呆れと憤り
患者団体は…。
日本難病・疾病団体協議会 大坪恵太事務局長
「走り出して考えるというような、他の施策ではそういったことも考えられるのかなと思いますが、これは一度上げてしまうと命にかかわる。施行後、検討したいとは一体どういうことなのかと。非常に私は呆れと憤りを感じた。しっかりと時間をかけて議論をしていただきたい」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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