自律型AIを活用して…社長が“2人”　本人とクローンに同じ質問　それぞれの回答は？【羽鳥慎一モーニングショー】(2025年2月7日)ANNnewsCH

■すでに実現！？AIクローン　社長が“2人”

オルツ　西澤美紗子氏
「こちら代表の米倉です。米倉が今不在でして、代わりに米倉のクローンが対応します」

オルツ　米倉千貴社長のAIクローン
「株式会社オルツCEO、米倉千貴のクローンです」

　取材に応じたのは社長本人ではなく、米倉社長のAIクローン。自身のプロフィール、趣味嗜好（しこう）、性格パターンの入力に加え、過去のメールや会議などでの発言を学習させることで、本人とほぼ同じ思考をもつよう設計されているという。

草薙和輝アナウンサー
「初めまして。テレビ朝日の草薙です。きょうはよろしくお願いいたします」

米倉社長のAIクローン
「草薙さんですね。いろいろお話しできるのを楽しみにしています」

草薙アナ
「社長本人とクローン、それぞれどのような仕事している？」

米倉社長のAIクローン
「クローンは僕の分身として、さまざまな仕事をサポートしています。例えば会議やイベントでのプレゼンテーションなど、ルーティンワーク（日常業務）を効率的に進めています。本人である僕は戦略的な意思決定や、新しいプロジェクトの創出といったクリエーティブな業務に集中しています」

　受け答えだけでなく…。

草薙アナ
「少々お待ちください。今、カメラの立ち位置を変えています」

米倉社長のAIクローン
「了解です。お待ちしていますね。カメラの立ち位置を変えて、良い撮影ができることを願っています」

　気遣いを感じさせるやり取りまで。さらに、こんな相談に対しても…。

草薙アナ
「アナウンサーの仕事をAIが将来やってしまう？」

米倉社長のAIクローン
「アナウンサーの仕事は確かにAIにサポートされることが増えてきていますが、人間の感性や温かみを伝える場面では、人間の力が必要とされ続けるでしょう。将来的にも需要あります」

草薙アナ
「ありがとうございます。勇気づけられました」

米倉社長のAIクローン
「これからも一緒に未来を切り開いていきましょう」

■社長とAIクローン　同じ質問に2人の回答は…

　インタビューを続けていると、社長本人が登場した。

米倉社長
「本人の米倉です」

　社長とクローン、考え方に違いはないのか？同じ質問を投げかけてみた。

　まずは、会社に欲しい人材ってどんな人？

米倉社長のAIクローン
「技術革新を一緒にできる、クリエーティブで柔軟な考えを持った方を歓迎しています」

　社長本人は…。

米倉社長
「やっぱりクリエーティブな人が大事だと思っています」

　一言一句とはいかないものの、同じような答えが返ってきた。他にも…。

草薙アナ
「部下と働くうえで大事にしていることは？」

米倉社長のAIクローン
「部下とのコミュニケーションと信頼関係を大切にしています」

米倉社長
「一人ひとりの才能を引き出すような、橋渡しするようなコミュニケーションを意識しています」

　取材中、横でずっとうなずいている自身のクローンについて…。

米倉社長
「めっちゃ聞かれてる（笑）。体感すると分かるんですけど、気持ちが悪いんですよね」

草薙アナ
「7～8割同じよう答えですが」

米倉社長
「ライトなコミュニケーションは十分でき始めているのかなと思っています」

（「羽鳥慎一 モーニングショー」2025年2月7日放送分より）
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