移住希望地ランキングで群馬県が初のトップ　「転職なき移住」可能　首都圏でも物価安【グッド！モーニング】(2025年2月26日)ANNnewsCH

■中古戸建て平均価格は1772万円

　天下の名湯・草津温泉や下仁田ネギ、嬬恋キャベツといった野菜の生産で有名な群馬県。そのトップが喜びを爆発させました。

群馬県　山本一太知事（67）
「群馬県が全国1位となりました。群馬県全国1位ということです。知事として、こんなにうれしいことはありません」

　25日に発表された2024年の移住希望地ランキングで、群馬県が1位常連の静岡県を抑え、初めて1位を獲得。2019年の15位から徐々に順位を上げ、おととしには2位につけていましたが、快挙です。

　山本知事が群馬の魅力を語りました。

山本知事
「転職なき移住。群馬県はとにかく東京に近い。なおかつ物価も安い」

　高崎駅から東京駅までは、新幹線を利用すると乗り換えなしでおよそ50分で到着することから、東京で働きながら移住することが可能です。

　物価の安さも、九州勢に続き群馬県は全国で3位になっています。

　中古の戸建ての平均価格は1772万円で、東京だけでなく、前回1位の静岡と比べてもかなりお得です。

■渋谷で1K11万円住まいが8DK1万5000円に

　以前、東京で営業の仕事をしていた岩崎大輔さん（35）は5年前、地域おこし協力隊の制度を利用して群馬県桐生市に移住しました。

岩崎さん
「東京からの距離感、物理的な距離感というところで、まず群馬県がいいなと思った」

　現在は法人を立ち上げ、桐生市でキャンプ場の運営や養蜂・養蚕業を行っています。

　実際に住んでみて感じる魅力は？

岩崎さん
「野菜が安いというのはすごく感じた。例えばキャベツ1個買うにしても、東京で4分の1玉とか8分の1玉を買う値段で1玉買えちゃう」

　そんな岩崎さんの住まいは、空き家を改装した8DKの一軒家。東京時代は渋谷で1K11万円の物件に住んでいましたが、今は月に1万5000円ほどしかかからず、広々とした家を堪能しています。

岩崎さん
「可処分所得が増えたなというか、そういったゆとりは感じます。自分らしく生きることができたというのは、すごく日々感じています」

（「グッド！モーニング」2025年2月26日放送分より）
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