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■VHS、耐用年数20年~30年 2025年ごろに再生できなくなる?
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「亡くなった母の思い出ビデオ、処分しようかと思ったけどDVDにかえてから判断してもいいかな」
「母親と一緒に実家のものをすべて整理しようとなった時に、両親の結婚式のVTRが出てきて、記念になるしとっておこうということでデータ化しよう」
VHSテープなどに残された映像をデジタル化する都内の会社には、全国から送られてきたテープの箱が山積みに…。
ダビングコピー革命 丸山裕二店長
「つい先日2カ月待ちから3カ月待ちに延ばさせていただいたので、さすがに3カ月あれば間に合うとは思うけど、ちょっと際どいかな」
デジタル化の依頼数は去年の同じ月の2倍になっているそうで、150台ほどあるデッキはフル稼働だ。
1970年代から2000年代にかけて映像記録媒体として主流だったVHS。すでに再生機器の製造・保守サービスが終了。また、磁気テープは耐用年数が20年~30年ほどと言われている。
ユネスコ「マグネティック・テープ・アラート」
「磁気テープの映像と音声は2025年ごろに再生できなくなる可能性が高い」
ユネスコ:国連教育科学文化機関は2025年までにVHS・8ミリビデオ・カセットテープなどの磁気テープがデジタル化されなければ、貴重な映像資料などが永遠に失われる恐れがあると警鐘を鳴らしている。
■地元の映像を後世に…学芸員が奮闘
そうした貴重な過去の映像記録を後世に伝えるためデジタル化に取り組むのが、三重県にある「四日市市立博物館」学芸員の森拓也さん(71)だ。
森学芸員
「6年前から取り組んでいます。興味持てないとできないよ。本当に好きじゃないとできない」
この博物館には、地元の映像を記録したVHSテープが大量に保存されている。
戦前の祭りの映像や1959年に発生した伊勢湾台風の記録など、貴重な映像ばかりだ。
VHSからDVDにデジタル化する森さんの作業を見せてもらった。
1971年に始まった近鉄四日市駅周辺の高架工事の記録。当時の街並みが、残されている。
森学芸員
「この高架でガラッと変わったから本当に。僕は知っているけど知らない人に『こうだったんだよ』というのは映像を見ないと口では分からない」
変換したDVDは、再生して中身を確認する。
森学芸員
「この年になってこういう部屋があるっていいですよ。楽しいですよ」
学芸員の仕事の合間に作業をし、6年間でデジタル化できたのは、500本ほどあるうちの半分程度だという。すべて森さんが1人で行っている。
森学芸員
「機械のご機嫌を取るのが一番苦労ですよ。本当にもうそれに尽きる。だって修理出しても『部品がありません』って返ってくるのがオチですから」
デジタル化し、過去の記録を残す。そこには森さんの熱い思いが込められている。
森学芸員
「とにかく古い記録を今見られる状態で残していくというのは、これは博物館の使命なんです。それが何十年後かにまで残るかどうかはまた別の話で、それはまた先の人が考えればいいことで、とりあえず現時点で残すということを考えていかないとダメ」
■ビデオカメラ用「miniDV」も見れなくなる?
VHSの状況についてお伝えしたが、この磁気テープも限界に来ている。それが「miniDV」だ。
ビデオカメラ用の記録メディアで、運動会などで子どもの奮闘を映像に残した人も多いと思う。
このminiDVも耐用年数は20年ほどとされていて、ビデオデッキでデータが読み込めなくなる恐れがある。
取材したダビングコピー革命に持ち込まれるテープは、本数自体だとVHSよりminiDVの方が多いと言う。
やはり家族の思い出などを記録したものですから、その本数は膨大なものになっているようだ。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年1月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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