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銀行詐欺などの罪に問われた大谷翔平選手の元通訳・水原一平被告（40）に対し、アメリカの連邦地裁は禁錮4年9カ月と、大谷選手に賠償金約26億円の支払いなどを命じる判決を言い渡しました。
日本時間7日午前5時過ぎ、水原被告は、裁判が始まる予定の45分前に、フリードマン弁護士と一緒に裁判所に入りました。
廷内ではソワソワと落ち着かない様子を見せていた水原被告。すでに有罪であることは認めているため、焦点は量刑です。
水原一平被告
「大谷選手に対して心から申し訳なく思っています。私は深く反省し、処罰を受ける覚悟ができています」
また、水原被告は、先月、裁判所に書簡を送り、これまでの窮状を訴えて、情状酌量を求めていました。
水原被告の書簡
「アメリカでの家賃に加えて、大谷選手の日本での自主トレや撮影に同行すると、日本での滞在費も捻出せざるを得なかった。また、妻が、日本とアメリカを往復するためのフライト費用を負担する必要があった。こういった追加費用が大きな負担となり、生活費はギリギリだった」
これに対し、検察側は、夫婦のファーストクラスの飛行機代を何度ももらっていたこと、ポルシェをプレゼントされていたことなどを挙げ、金銭的には困っていなかったと反論しました。
裁判所が出した結論は、検察の求刑通りの禁錮4年9カ月。大谷選手に約1700万ドル（約26億円）を賠償することも命じました。
ホルコム判事
「書簡は、重要な事実が欠けており、全く信用できないため、求刑通りの禁錮刑に処することにした」
禁錮刑の期間も賠償金を支払う必要があるため、今後は刑務所の中で、時給25（約38円）セントほどの仕事をすることになりそうです。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
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