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水道代「神奈川で一番高い町」値下げ公約の町長で値上げへ 水道管老朽で資金かさむ【もっと知りたい!】【グッド!モーニング】(2025年2月20日) 炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
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■水道基本料金は引き下げも…
おととし11月、神奈川県の真鶴町長選で初当選を果たした、前横須賀市議の小林伸行町長(49)。
「小林のぶゆきのすぐやる5大事業 1.水道代を値下げします!」
公約で真っ先に掲げていたのは、神奈川県一高いとされてきた「水道代の値下げ」です。しかし、当選から1年余り経った今年には…。
小林町長
「値上げに踏み切らざるをえなくなった。いわば追い込まれたというのが正直なところ」
真鶴町は人口6500人余りの小さな町です。大きな河川がなく水資源に乏しいため、隣接する自治体から生活用水を購入しています。
小林町長
「(Q.『水道料金を下げる』が一番の公約ですよね?)見通しが甘かったと言われれば言い訳のしようがない。基本料金については、下げられるだろうと思って公約に掲げた」
町長は「水道料金の改定」を提案。公約にも掲げた基本料金は引き下げます。
小林町長
「水量を使わない単身の高齢者はむしろ値下げになるようにして。2割強の方、水量が少ない方は値下げです」
一方、使った水量に応じてかかる従量料金は引き上げます。全体の水道料金としておよそ2割値上げする方針です。
小林町長
「7割以上の方に値上げを強いることになります」
■漏水多発「毎月1、2件必ず発生」
近隣の自治体と比べ、倍近く高い水道料金が引き上げられるとあって、住民からは戸惑いの声も上がっています。
鮮魚店で働く4人の子どもがいる女性はこう話します。
鮮魚店スタッフ
「真鶴は電気代より水道代が高い。電気代は1万1000円、水道代は1万4000円」
水を多く使う飲食店も頭を抱えます。水道料金の明細を見せてもらうと、暑かった去年7月の利用料金は1万6000円を超えていました。
飲食店の店主
「20%は大きいです。なんでぽーんと20%も。下手すると2万円。夏は忙しいと2万円超える。他のことで削ろうか。値上げするわけにはいかないので」
町が値上げに踏み切る理由は…。
真鶴町上下水道課
吉田正典課長
「これが漏水の現場」
「(Q.水道管の老朽化によるものなんですか?)老朽化が主だと思います」
埋まっていたのは古い水道管です。神奈川県内では耐震性のある水道管に置き換わった割合は70%を超えますが、真鶴町ではたった2%にとどまっています。
工事担当者
「量が多すぎて大変だよ。量も多いし、やらないわけにはいかないから」
小林町長
「漏水がたくさん発生します。毎月1、2件必ず発生していて、うちは芦ノ湖と同じぐらいの面積しかない。こんな町で年間17件も漏水が発生するのは異常事態」
小林町長はこれまで、料金改定案を来月議会に提出すると説明していましたが、19日に改定案の提出の延期を議会に伝えました。
小林町長
「賛否が大きく分かれる改定はあんまりよくないんじゃないか。議論は熟してないんだろうなと考えた。(値上げは)じくじたる思いですけれど、公約を守っていくための努力はこれからも続ける考えです」
(「グッド!モーニング」2025年2月20日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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