東北新幹線“連結を停止” 原因判明・対策完了まで　JR東会見【スーパーJチャンネル】(2025年3月6日)ANNnewsCH

■東北新幹線“連結を停止”

JR東日本の担当者
「本日3月6日11時30分ごろ、東北新幹線の上野ー大宮間において、はやぶさこまち21号の連結部が走行中に外れるという事象が発生致しました。なお当該列車自動的にブレーキが働きまして、列車を停止しております。去年2024年9月にも走行中の連結部が外れて停車する事象が発生し、対策を講じて参りましたが、再びこのような事象が発生したことについて極めて重大に受け止めております。今後、速やかに原因究明することに全力を挙げるとともに、それまでの間、新幹線の併結運転をすべて取りやめることに致します。多くのお客様にご迷惑とご心配をお掛けしていることを深くおわび申し上げます。この度は誠に申し訳ありませんでした」

　午後から始まったJR東日本の会見。はやぶさとこまちの連結が外れてしまった事故について、こう説明します。

JR東日本の担当者
「列車が分離した時の走行速度は約60キロ程度と確認されている。停車した後のはやぶさとこまちの車両間の距離は約8メートル。連結器部分を目視確認したが破損等は認められていない。盛岡駅で併合作業をした際には特に異常がなく、併合作業を終えている」
「（Q.昨年9月に恒久対策として連結器を分割させる回路が走行中に動作しない仕組みに見直す対策を終えているということ？）回路のかなり大がかりな見直しが必要になっていて、まだ検討の途上であった。したがって現時点で講じられている対策についてはスイッチの切り離しの対策でという状態」
「（Q.前回の原因となったスイッチ以外に意図しない連結外れが起きるスイッチはある？）スイッチとしてはないんですけども、全部、電気的な指令で分割をするようになっているので何らか回路の異常とか、もしくはその回路状に含まれている端子の何らかのトラブルとか、そういうのを含めてこれから調査して参りたいというふうに考えています」
「（Q.併結運転を原因判明まで取りやめると、併結を予定していた車両はどういうふうに運転？）今『つばさ号』と『こまち号』の車両が『やまびこ』や『はやぶさ』と連結している。『つばさ号』『こまち号』についてはそれぞれ福島と盛岡駅で折り返し運転をして、お客様にはそこで乗り換えていただくといったことを考えております。それ以外に『なすの号』も併結編成で運転しているものもあるので、それについても併結ではなくてE5系の単独編成で運転する計画」
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