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まとめアンテナサイトと提携してます。“支援再開”のポイントは「ゼレンスキー大統領の態度」アメリカが軍事支援を一時停止【報道ステーション】(2025年3月4日) 炎上リサーチは芸能、事件、スポーツ、ネット全般の最新情報を24時間更新を続けるまとめサイトです。
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■トランプ大統領「もっと感謝すべき」
ロシアの侵略を食い止めるため戦場へ送り込まれた兵士たち。ウクライナの前線を支えていたのはアメリカやヨーロッパから提供された武器です。
CNN
「トランプ大統領がウクライナへの軍事支援の全てを一時停止することが判明しました。先週の口論によって、いよいよ本格的な問題へと発展。アメリカからの軍事支援の全てが止まっています」
軍事支援停止と結び付けられた首脳会談での口論。これをきっかけに和平交渉の前提となっていた鉱物資源をめぐる合意文書への署名はキャンセルされ、交渉が止まりました。支援停止が伝えられる直前のトランプ大統領の発言です。
アメリカ トランプ大統領
(Q.交渉再開において、ゼレンスキー大統領は何をすべきか)
「もっと感謝をするべきだ。この国はウクライナを支え続けてきた」
ロシアによる全面侵攻以降、アメリカはウクライナへの軍事支援の約半分を担ってきました。例えば対戦車ミサイル『ジャベリン』、高機動ロケット砲システム『ハイマース』、地対空ミサイルシステム『パトリオット』はロシアによるミサイル攻撃を防いできました。
■2~4カ月以内に戦線に影響か
支援が止まれば、2カ月から4カ月以内に戦線に影響が出るとみられています。
戦略国際問題研究所 カンシアン上級顧問
「影響は甚大で壊滅的と言える。ウクライナは最終的に前線を突破され、不利どころか最悪の和平合意をのまざるを得なくなるだろう」
アメリカ バンス副大統領
「トランプ大統領は現実的で『カネは延々と出せないし、ウクライナも永久には戦えない。平和的に収めよう』と考えています。現実的な解決策はトランプ大統領が示す道だけです」
■トランプ政権「和平の邪魔を…」
トランプ政権が描く構図は、ゼレンスキー大統領が和平の邪魔をしているというものです。
アメリカ ラトニック商務長官
「ゼレンスキー氏は『ロシアを撃退したい。領土は全て欲しい。復興と安全の保証も欲しい』とあまりにも行き過ぎたのです。彼はピースメーカーではない。トラブルメーカーです」
(Q.安全の保証込みなら反対しないと)
「彼は今ロシアと戦争をしている。安全を保証すれば、アメリカもロシアと戦争状態になる」
アメリカの軍事支援が停止となって喜ぶのはロシアです。
ロシア大統領府 ぺスコフ報道官
「アメリカが武器供与を停止すれば、和平に最も貢献することになるだろう」
アメリカの当局者は、ゼレンスキー大統領が和平交渉への誠意ある努力を示せば、軍事支援停止の措置は覆される可能性があるとしています。
アメリカ トランプ大統領
「難しい取引ではない。すぐにまとまるはずだ。そうだとすれば長く居座ることはないだろう。相手にされなくなるだろう。ロシア側は取引したがっている。ウクライナの国民も取引を求めているはずだ」
■ウクライナ首相「冷静に米国と協議を継続」
侵略を受けミサイルが撃ち込まれ続ける国に、アメリカは安全の保証なき停戦を迫っています。
ウクライナ兵
「もしアメリカがウクライナの国民のことを心配していたら、防空ミサイルや電波妨害装置などの援助を止めることはなかっただろう」
ウクライナ政府は…。
ウクライナ シュミハリ首相
「アメリカの支援を期待しています。全ての外交手段を通じ、冷静にアメリカと協議を続けます」
■“領土防衛”に大きく影響か
今回の措置がウクライナの戦況にどう影響するのか。防衛省防衛研究所・兵頭慎治さんに聞きました。
防衛省防衛研究所 兵頭慎治さん
「ウクライナが現在保有しているアメリカ製兵器は、在庫が夏ごろまでに切れるだろう。この状態が続けば、現在の戦闘レベルを維持できるのは今年の夏が限界」
特に兵頭さんが重視しているのが、ウクライナの防衛についてです。
防衛省防衛研究所 兵頭慎治さん
「アメリカ製の防空システム『パトリオット』などのミサイルは、ロシアからのドローンやミサイルでの攻撃を止める役割を持っている。ミサイルの供与が止まると領空防衛が難しくなり、被害がウクライナ全土に広がる懸念がある。さらに、ウクライナ軍はアメリカ製兵器の運用に慣れてきている。他国の兵器に変えるには訓練期間が必要で時間がかかってしまう」
一方、ロシアのペスコフ報道官が「和平に最も貢献することになるだろう」と、アメリカの動きを歓迎するような発言をしています。ロシア側に戦闘を続けていく能力はどれくらいあるのでしょうか。
防衛省防衛研究所 兵頭慎治さん
「兵士の補充や兵器の生産など総合的に判断すると、現状の戦闘レベルを1年程度は継続できる。アメリカとロシアの間でディール(取引)することなく、軍事支援の停止をアメリカが勝手に進めている状態。ロシアは何もせずに、アメリカとウクライナの関係が悪化している。今後、プーチン氏はトランプ氏に対して、ウクライナ軍の軍事力縮小など“より高い要求”を行うなど強気の姿勢に出るだろう」
ウクライナのシュミハリ首相は「全ての外交手段を通じてと協議を続ける」としていますが、今後のポイントはどこになるのでしょうか。
防衛省防衛研究所 兵頭慎治さん
「ゼレンスキー氏が態度を変えるかどうか。最重要案件はトランプ氏との関係修復。本意ではないかもしれないがトランプ氏に謝罪して、首脳会談を実施し、レアアースなどの取引で合意、軍事支援の再開につなげるしかない」 (C) CABLE NEWS NETWORK 2025
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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