ポカポカから一転…気温急降下　関東で“警報級大雪”の恐れも【報道ステーション】(2025年3月3日)ANNnewsCH

■ポカポカから一転“関東積雪”

東京では2日、22.1度が観測されました。3月に入った瞬間に一気に春爛漫かと思われましたが、暦はそんなに甘くはありませんでした。関東地方は3日朝から厚い雲に覆われ、冷たい雨が降る1日の始まりとなりました。

女性
（Q.昨日からの寒暖差は）
「えぐいです」

東京では2日、桜が満開の頃の気温まで上がりましたが、一転、3日は気温が急降下しました。2日との温度差は20度近くにもなり、昼間でも真冬並みの寒さです。

そんな寒さのなか、降りしきる雨はやがて大粒の雪に。2日はピクニックが行われていた栃木県・宇都宮城址公園も3日は雪の原です。これには東北の人も…。

若者
（Q.雪寒くない）
「寒いです！」
（Q.雪降るの珍しい）
「仙台から来たんです」
（Q.仙台の方がすごくない）
「仙台よりこっちの方がすごいです。雪が大きい」

■広範囲で“予防的通行止め”か

JR青梅線では一部の区間で運転が一時見合わせとなりました。まだ雪は降る前でしたが、運行途中での立ち往生や架線トラブルに備えての予防措置です。

女性
「整骨院に行って治療が終わってさあ帰ろうと思ったらこれ。乗り換えようと思ったら動いてませんというので降りた。いやーもうびっくりですね」

鉄道だけではありません。高速道路や有料道路でも朝から通行止めとなる区間が出ています。4日はさらに広い範囲で予防的通行止めが行われる可能性があります。東名高速の東京ICから清水IC間、連続する首都高速3号線や高速湾岸線、新東名、圏央道、中央道、第3京浜の一部区間です。さらに、高速道路と並行する国道1号、国道16号、国道246号、国道20号などでも一部区間が予防的通行止めの可能性があります。

首都高関係者
「夜間待機になるので雪が降ると困る。4日の夜に雪が降って5日の朝に積もると、影響がないか点検に行かないといけない」
（Q.明日のために準備することは）
「ゆっくり休んで明日に備えるだけ」

3日、気象庁と国土交通省が合同で会見を行いました。

国土交通省関東地方整備局　小澤知幸道路情報管理官
「外出を控えていただくとか、テレワークの活用などについてもご協力をいただきたい」

両省庁が一緒に会見するのは非常事態も想定される時が一般的です。4日の関東は広い範囲で大雪となる予報で、雪への対策が必要となり、都心部も路面凍結など油断できる状態ではありません。

国土交通省関東地方整備局　小澤知幸道路情報管理官
「物流企業・荷主企業の皆様にも出控えを含めた運行計画・運行ルートの見直しにご協力お願いします。やむを得ず自動車を運転する場合は必ず冬用タイヤの装着、チェーンの携行および早めの装着をお願いします。積雪ではなく路面凍結の可能性もございますので、道路利用者の皆様にはご注意いただければと思う」
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp