トランプ氏「生存者いない」首都上空、旅客機とヘリ衝突　ロシアのフィギュア元王者も【もっと知りたい！】【グッド！モーニング】(2025年1月31日)ANNnewsCH

■機体が墜落した川の水温は2℃

　無残な状態で川に浮かぶ機体の一部。その周りをいくつもの小型船が捜索にあたっています。

　現地時間の29日午後9時ごろ、着陸しようとしていた旅客機と訓練飛行中だったアメリカ軍ヘリが衝突。旅客機には乗客・乗員合わせて64人、ヘリには兵士3人が搭乗していました。

　ホワイトハウス高官によりますと、日本時間30日夜までに30人の遺体が収容されていました。

　CNNによると、機体が墜落した川の水温は2℃。厳しい寒さの中、懸命な救助活動が続けられていますが、トランプ大統領は次のように述べました。

トランプ大統領
「残念ながら、生存者はいません」

　旅客機は、もう少しで着陸するはずでした。

妻が旅客機に搭乗
「妻はあと20分で着陸するとメッセージを送っていました。私の返信が届かなかったので、おかしいなと気づきました」

　AP通信によると、事故当時の高度は122メートル。地上にかなり近付いていました。

　アメリカフィギュアスケート協会によると、乗客にはフィギュアスケートの選手やコーチが含まれていました。強化合宿から戻る途中でした。

　ロシアのタス通信は、1994年の世界選手権のペアで優勝したワディム・ナウモフさんとエフゲーニャ・シシコワさん夫婦が搭乗していたと報じています。

　数キロメートル圏内には、ホワイトハウスや連邦議会議事堂があるアメリカ政治の中枢で起きた事故。トランプ大統領は、次のように述べました。

トランプ大統領
「ヘリは速度を大幅に下げることもできたはずです。止めることも、（高度を）上げることも（高度を）下げることもできたはずです」

（「グッド！モーニング」2025年1月31日放送分より）
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