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■大きな故障なく「本当に優等生だった」
13日、よみうりランドのシンボル・大観覧車の前には長い行列ができていた。長年、幅広い世代に愛されてきた大観覧車は、この日44年の歴史に幕を下ろす。最後の日に訪れた人たちからは、大観覧車への思いがあふれていた。
来園者(20代)
「初デートでクリスマスに来たんですけど、すごく混んでいて乗れなかった。イルミネーションも兼ねて乗れたので良かったと思います」
来園者(40代)
「娘が生まれて何回も何回も乗っていて、きょうが最後と聞いたので慌てて来ました」
5歳
「楽しかった」
よみうりランドの大観覧車が誕生したのは1980年。高さは61.4メートルで、よみうりランドによると当時、日本一の高さを誇った。
2011年に入社して以来、大観覧車のメンテナンスをしてきた担当者は次のように話した。
メンテナンス担当 戸枝栄一さん(59)
「遊園地の機械の中では、優等生と言われていまして。トラブルも少なくメンテナンスもちゃんとしていれば、当たり前ですけど安全に動いて、お客様は乗ってくださる。本当に優等生だった。小さな故障だけでよく44年間も回り続けてくれたなと思っています」
13日の最終日には天気も良かったため、富士山を望むことができた。そんな大観覧車だが、老朽化に加え冷暖房がなく、夏にはお客を乗せることができなかった時もあった。
そこでよみうりランドは、ニーズに応えるため、新しい観覧車を建設。今後は新観覧車「スカイゴーランド」が、よみうりランドのシンボルとなる。
■大観覧車に1時間で5回乗る人も
13日は日が暮れてもなお、大観覧車の周りには多くの人が訪れた。
来園者
「子どものころ、よく家族で、妹がいるんですけど、よく来ていて、懐かしいなと思って。せっかくだから乗って、最後見届けようと来ました」
ある来園者は、1周およそ11分の大観覧車に午後6時半に来園してから1時間で5回も乗ったという。
来園者(20代)
「人生で初めて乗った観覧車がこれなので。最後に思い出を残そうと何回も乗っちゃいました。無くなっちゃうということで、このチケットを記念に取っておこうかなと思いました。大事に取っておこうと思います」
午後8時半、ライトアップされた大観覧車の前でフィナーレセレモニーが開かれた。
よみうりランド 北原融取締役
「私たちスタッフは毎朝この大観覧車の下で朝礼を行い、そこから園内に散っていく。夜になるとみんなここに帰ってきます。本当にそういう意味では家のような存在でした」
■遊戯施設に「60メートルの壁」
観覧車といえば頂上からの絶景が魅力だが、その高さには「60メートルの壁」と言われるものがある。
2007年、建築基準法が改正されたことにより、高さ60メートルを超える観覧車などの遊戯施設の建築には国土交通大臣の認定が必須となった。
観覧車研究家の福井優子さんによると、申請の手間や着工までに時間や費用がかかってしまうため、60メートル超えの観覧車が減少しているということだ。
■引退した日本の観覧車は海外で稼働
その60メートル超えの日本の観覧車は、引退した後、実は別の国で活躍している。それが東南アジアだ。
2017年に閉園した福岡県北九州市のテーマーパーク「スペースワールド」の観覧車「スペース・アイ」は、2020年にカンボジアの商業施設に移設された。「アンコール・アイ」の名で、現地で人気となっている。
他にも日本で活躍していた60メートル超えの観覧車が、次々とフィリピンやベトナムなどで第二の観覧車人生を送っているという。
人気の理由について、福井さんは「日本の観覧車は安全性が高く、丁寧にメンテナンスされており、中古でも信頼性が高い。東南アジアは、かつての高度経済成長期の日本のように活気があり、人々が娯楽を求めているため、東南アジアでは列をなすほど人気となっている」と分析した。
(「大下容子ワイド!スクランブル」2025年1月14日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
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